事の真相 | 遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

背骨内部を気が通る丹道周天、クンダリニー覚醒を体験したCOSMIC SHAMANが、気功・仙道、神秘行に対する
考察を述べるブログです。

(前回の関連記事は「アンバランスな鍛え方 」です。) 

  事の真相

劇団 「前回の記事では、天突(喉)と人中(鼻の下)の2つのチャクラのうち、
     特に鼻を開くのが厄介だということでしたね。」


CS 「はい、前回の記事でも説明しましたが、小周天について書かれている
    書物を読んでも、鼻のルートやチャクラに関する詳しい説明はほぼ
    省かれています。」

劇団 「そうは言っても、中には詳しく書かれている修行書もあるんじゃ
     ないですか?」


CS 「例えば、わたしの気功の元師匠がネタ本としていた『タオ人間医学』では、
    頭部から喉までのチャクラを以下のように規定していました。」
       ↓

※ (第5章 小周天に用いる経穴)からの抜粋

9  喉の真裏の経穴(大椎) 

10 小脳の経穴(玉沈)

11 頭頂:百会

12 脳下正体の経穴 (印堂)

13 天河

14 喉の経穴(天突)

   
劇団 「確かに、(鼻)と書いている箇所がありませんね。」

    「13 天河 って聞いたことがありませんが、もしかして
     これが鼻ですか?」


CS 「それは口蓋の場所にある経穴です。」

劇団 「口蓋?」

CS 「はい。口の中の上あごの部分ですね。」

   「鍼灸では齦交(ぎんこう)穴と呼んだりします。」

鍼灸~齦交(ぎんこう)の由来

「齦」は、歯茎を指します。

「交」は、交わるという意味です。




このツボは上歯根と上唇とが交わる所であり、任脈と督脈、
足の陽明胃経が交わる場所にある事から、この名が付きました。


劇団 「じゃあ、鼻から降ろした気は歯茎に流せばいいんですね。」

CS 「いえ、違います。」

劇団 「?」

CS 「実は鍼灸と仙道では同じ名前の経穴でも位置が違ったりするんです。」

劇団 「そうなんですか!?」

CS 「例えば、10 小脳の経穴の玉沈(ぎょくちん)がありますが、
    
    鍼灸では↓の図に書いてあるように後頭部の両脇に左右2つあるのが
    玉沈穴となります。」



CS「ちなみに鍼灸の玉沈は、小周天ルートである督脈の両脇を流れる
   膀胱経の経穴となっています。」
       ↓


  
劇団 「確かに、背骨から少し逸れた両脇を流れていますね。」

CS 「それに対して、仙道では↓の図のあ門
玉沈になるんです。」



CS 「念のために書いておきますがあ門(仙道の玉沈)は、身体の
    正中線を流れる督脈の経穴となっています。」
                ↓


CS 「玉沈(あ門)穴について『タオ人間医学』では以下のように解説しています。」


玉枕の特性


小脳の経穴である玉枕は、大脳の陽のエネルギーとの均衡を維持する
陰のエネルギーを促進する機能を持ち、精錬された性エネルギーと
大地の力を貯蔵しています。

そして、頭頂や第三の目とも直接につながっています。

タオの考えでは、小脳は12種類のエネルギーの支脈を持っており、
足の裏へと通じていとさるれています。

玉枕(小脳の経穴)は呼吸を制御しています。

タオでは、この経穴を余剰エネルギーの貯蔵庫と見なし、同時に
ちょうどアンテナのように外部からの情報をキャッチする場所でも
あるとも信じています。


劇団 「おぉ、さすがに気功の元師匠がネタ本にしただけあって目から鱗の
     詳細な解説ですね。」

CS 「しかし、わたしに言わせれば玉沈穴について周天法を極める上での
    最も重要な情報は『タオ人間医学』でもしっかり伏せているんです
    けどね。」

   「まぁ、謝明徳さんが恣意的にわからないようにしているわけですから、
    わたしも彼の意図を尊重して恣意的に黙っています。」

劇団 「それは気になりますね。」

CS 「本当に丹道周天を極めれば自ずとわかるはずですから、
    自分の力で理解するのが正しいということなんでしょう。」

   「いくら本を読んで知識だけ得たって、本人がそれを再現して体感出来なければ
    何の意味もありませんから。」

劇団 「要するに、仙道のような神秘行の世界は表の言葉だけを信じて行を
     続けていると大きな落とし穴があるということなんですね。」

CS 「そうなんです。」

   「例えば、先ほどの齦交穴ですが、『タオ人間医学』では上口蓋にあると
    しているんです。」


13 天河


口蓋の中にある天蓋には、三つの考慮すべき点があります。

それは、口蓋、舌、そして唾液です。

口蓋(齦交穴

口蓋の経穴は歯のすぐ後ろにあるくぼみ、ないしは穴となっている
とこ
ろです。

注)切歯孔の辺りとなります↓



劇団 「ずいぶん、鍼灸の
齦交穴とは位置が違いますね。」

CS 「齦交穴に舌・唾液が加わることによって気が口の中から
    喉へと流れていく。

    その流れる気には、頭頂(百会)から入る天の気も混じっており、
    天の気が唾液に混じりながら鼻から口へと下に流れていく
    一連のプロセスを

      天の河の流れ=天河

    と名付けたんでしょう。」

劇団 「へぇ~、まさにアナグラムですよね。」

CS 「しかし、小周天を修行している人の中には鍼灸の齦交穴の位置を
    そのまま鵜呑みにして、鼻から歯茎へと流すのが正しいと一生
    信じて行を続けている人もいるんです。」

劇団 「でも、なんでそんなややこしい事をしたんでしょうか?」

   「玉沈穴や齦交穴など仙道と鍼灸の用語を統一しておけば
    無駄な行に時間を浪費することを防げるし、その分、
    仙道全体の技術が進歩するじゃないですか。」

CS 「それは劇団さんが、21世紀の日本という西洋の科学的価値観に
    基づく文明社会で生活しているからそう考えるんでしょうね。」

劇団 「おっ、いきなり話が大きくなりましたね。」

CS 「西洋科学は再現性を重視します。」

   「例えば、STAP細胞が発見されても、世界中の研究所で追試験を行って
    再現されなければ認められません。」

   「しかし、東洋医学や仙道の価値観では新しい知識や法則が発見されたら、
    それは門外不出の秘伝になるんです。」

劇団 「なるほど。」

CS 「西洋科学とは逆に恣意的に他人にはわからないようにするんです。」

劇団 「経穴の名称が違うのもそのパターンなんでしょうか?」

CS 「それが事の真相かも知れません。」

   「例えば、昔の中国の仙人が『タオ人間医学』に書かれているような
    玉沈(あ門)穴についての貴重な知識を得たとします。」

   「しかし、そこは東洋の神秘行ですから、得られた知識は門外不出の
    秘伝にしてその流派のみで効果を独占したいと考えたでしょう。」

劇団 「うんうん。」

CS 「すると以下のような事が起きたのでは無いでしょうか。」
        

昔の仙人 「(一番信用している愛弟子に向かって、)

       いや、実は最近オレさぁ、あ門穴ってすごい効果あることに
       気づいたのよ。」


       (以下、詳細な説明が続く・・・。)

愛弟子  「先生、あ門穴にそんな効果があるなんて驚きました。」

       「忘れないように紙に書いておきますか?」


仙人   「でもさぁ、誰かがオレが発見した知識を盗んだらやばくねぇ?」

      「この前、メシ喰ってから部屋に戻ったら、新入りの弟子がごそごそ
       オレの部屋の中で何かやってんのよ。」

      「不審に思って(お前、何してんだ?)って聞いたら、

       (部屋の掃除をしていました。)

        なんてとぼけていたけど、オレはそんなこと頼んでいねぇし。」
     
      「あいつ怪しいなぁ。」

      「もしかしたら、あいつオレをライバル視してる○○仙人が送り込んだ
       スパイじゃねえかなぁ?」

      「○○仙人はたまに顔を合わせると、オレが最近どんな行法をしているのか?
       ってしつこく聞いてくるんだよ。」

      「そういやぁ、前回、○○仙人と会って数日後に、あの新入りが
       弟子志願してきたんだよなぁ・・・・。(考え込んでいる)」 


愛弟子  「知り合いづてに頼まれて先生に紹介したのですが、
       そんなことがあったんですか!」

       「あいつクビにしますか?」


仙人    「お前、若いなぁ。」

       「ここは敢えてヤツを泳がせて偽の情報を送り込んで、逆に○○仙人の
        修行をダメにしてやるんだよ。」


愛弟子  「さすが先生、策士ですね。」

       「で、どうしますか?」

仙人   「そうだな、あ門玉沈って書くのはどうだ?」

      「そうすりゃあ、ライバルの○○仙人は膀胱経の玉沈を開けば効果が出ると
       信じ込んで一生懸命、修行するだろう。」

      「でも、実は膀胱経の玉枕を開けば開くほど、気が督脈から膀胱経に
       流出して還精補脳の効果はなくなっちゃうのよ。」

愛弟子  「これで○○仙人は潰れますね。」

仙人   「あいつ、スパイを送り込んで人の技術を盗み取ろうなんて
       セコイこと考えるから自業自得なんだ。」

      「やられたら、100倍返しだぁ!!」

愛弟子  「では、早速、玉沈穴ということで先生が先ほどおっしゃった効果を
       記録しておきます。」

      「いやぁ~、さすが先生、仙道の行も、策略も世界一ですね!」


仙人   「(弟子にベタ褒めされてうれしくなって) エヘへですぅ・・・。」


 
愛弟子  心の声 (先生、実はオレがスパイだったんです・・・。)

        (あの新入りは、もともとオレへの疑いを逸らすブラフにするため
         甘い言葉で勧誘して弟子入りさせたんです。)

        (さらに先生に疑わせるためにオレが、

         自発的に部屋を掃除すると先生に気に入られるぞ。

         とヤツに吹き込みました。)  
    
        (でも安心して下さい、○○仙人には偽の情報を教えます。)

        (金だけ貰って○○仙人を潰し、さらにこれを機会に先生の信用を
         得て情報を引き出し、秘伝も全て手に入れて一気にレベルアップで
         いずれ先生の座も奪います。)

    
        オレこそが仙道の行も、策略も世界一だぁ!!!
         
         エヘへですぅ・・・。 
←自分で自分を褒めてうれしくなっている)


劇団   「CSさんらしい例え話ですねぇ。(あきれ顔で)」

      「さすがスピリチュアル界のキラー・クイーン。」




キラー・クイーン

『jojoの奇妙な冒険』に登場するスタンド(守護霊的存在)

触れたものを爆弾に変えて、敵の行動予測範囲に設置しておき、
接触した瞬間に地雷のように爆発させる地雷型攻撃が得意。

スタンド操作者 吉良吉影



劇団 「CSさんの地雷型攻撃思考に基づく例え話を聞いて、伝統仙道の
     秘密主義がよ~く理解出来ました。(←皮肉交じりに言っている)」

CS  「エヘへですぅ・・・。(←褒められたと勘違いしている)」




※次回の記事更新日は3月10日になります。