あの人はなぜ、ウザがられなかったのか? | 遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

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背骨内部を気が通る丹道周天、クンダリニー覚醒を体験したCOSMIC SHAMANが、気功・仙道、神秘行に対する
考察を述べるブログです。

(前回の関連記事は「恋愛強者と弱者の違い 」です)

あの人はなぜ、ウザがられなかったのか?

前回の記事では、今は完全消滅してしまったわたしの
元師匠が運営していた幻の掲示板に掲載されていた
「気功ナンパ」記事について説明しました。

元師匠は行きつけの喫茶店で働き始めた20歳ウェートレス
(ルックスは超Aクラスで彼の推定ではおそらく処女)に
得意のオヤジギャグで話しかけるようになりました。

最初の3ヵ月ぐらいはエラく他人行儀でして、わたくしが磨き
ぬいた駄洒落をどれほど乱発してもニコリともしませんでした。

その"木で鼻をくくった"ような態度が半年を過ぎたあたりから
微妙に変化してきた。


こうして時間をかけて徐々に彼女の態度を軟化させていき、
当時オープンしたばかりのディズニー・シーへデートに
誘いましたが曖昧な笑いで誤魔かされてしまいました。

考えてみりゃ38歳も年齢が違うんですからね。

あの年代は他人の目を気にしますから、どうせ行くなら
こんな山椒魚の干物みたいな爺ィでなく、カッコイイ青年と
行きたい筈なんです。

でもね成否に拘わらず、誘いはかけるべきです。

しつこく付き纏わない限り、誘われて悪い気のする道理は
ありませんのでね。

このときだってOKを期待して誘ったワケじゃありません。

彼女の若さ、可愛さに敬意を表したッてところでしょうか。

断られても、こちらの態度いかんで、相手との関係はグッと
親密になるモンです。

とあくまでもポジティブ思考の彼でした。

今回はその続きです。

それから1ヵ月後、まーちゃんがヘヤスタイルを少し変えたのに
気づきました。

「おっ、髪型変えたな」

彼女うれしそうに、ややはにかんで

「似合ってますか?」。

「おお、可愛い可愛い。あか抜けちゃったね、赤坂、六本木って感じ。
 美人はとくだよな、どうやっても似合うんだから」

大車輪で褒めまくりました。


元師匠はこうやってやたらと女性をヨイショしていました。

(ヨイショとは時代を感じさせる言語センスですが、この場合の
 彼の行為を表現するにはまさに適切な表現だと思います。)

ただ、わたしから見ると女性をこのように褒めまくるのは
どうかと思います。

よく「女性と仲良くなるにはとにかく褒めろ!」という人が
います。

また、これを忠実に実行して職場や学校で美人を褒めまくる
男性がいます。

しかし、実際に観察しているとそういうタイプの人は、逆に
女性に下に見られたり、パシリ扱いされる傾向があります。

なぜなら、美人でモテる女性というのは常にちやほやされて
いますから、褒めてくる男性を

「褒め言葉で自分にすり寄ってくるいつものタイプ」

と判断します。

また、周囲の女性たちから見ると、こういうやたらと美人を
ちやほやする男性は外見で女性を差別する軽薄で
薄っぺらい人間に映ります。

そのため、女性同士で集まると、

「あいつ、またあんたのとこ来てニヤニヤしてたけど、
 今日は何言ってたの?」

「新しい髪型が似合うとかどうとか言ってたわ。」

「で、どうしたの?」

「適当に返しといたわ。」

「で、あんた、あいつと付き合う気あんの?」

「あんなの、あるわけないじゃない!」

なんて話のネタにされています。

女性を褒めるという事は、男性からすると安易でやりやすい
方法ですが、実際は逆効果になるケースが多いわけです。

仮に相手がある程度喜んでいたとしても、立場的に女性が
上になりますから、友人から恋人へと距離を近づける際には
かえって障害になったりします。

わたしは元師匠のような褒め方は絶対にしませんね。

それにもかかわらず、彼は多くの若い女性店員に
恋愛感情に近い感情をもたれていた。

そこで考えられるのは、彼には女性を褒めまくり距離を近づけ
ながらも、決して心理的に下には見られない彼独自の方法が
あったのではないか?という事です。

これについては、今回とは別の記事「コーヒーブレイクは楽し」
で以下のような内容がありました。

8月8日は○○駅西口の某喫茶店へ足を運びました。

M田クンは今日はキッチン担当。

スタンリー博士の『なぜ、この人たちは金持ちになったのか』を
めくりかけたところへ、「○○さん(元師匠の名前)」と
名前を呼ばれました。

なんと!あのM田クンがキッチンを抜け出して、ちゃっかり傍に
立ってるンです。

ホントはそんなこと(就業規則違反)しちゃイケナイんだけど、
彼女は社員だから許されるみたい。

そこで企業幹部の在り方だの、人生での成功について5分ほども
話したでしょうか。

流石に見かねた主任が呼びに来て、彼女は渋々キッチンに戻って
行きました。

笑っちゃうでしょう?彼女は25歳、わたくしとの年齢差は33、
倍以上違う。

確かにわたくしは女性を扱う仕事を長年やってたし、ベシャリも
ハクイ(口も上手い)。

なんせ顔を合わせれば、必ず褒めるか笑わせるかする。

でもね、冷静に考えてみると、やはりそれだけじゃありません。

魔法を使わなけりゃ、いまの半分ぐらいしかモテないッてのが
正確なところ。

ただね、異性の前で平常心を保てるぐらいに自分を鍛錬しなく
ちゃお話になりません。

上記の文章中の

そこで企業幹部の在り方だの、人生での成功について5分ほども
話したでしょうか。


という部分に、彼が女性をヨイショしながらも下に見られなかった
理由を見ることが出来ます。

年齢差が33歳あるという事は、普通に男女関係を考えると
マイナス要素にしかなりません。

しかし、見方を変えれば若い男性には真似できない「父親」
「教師」としての立場で若い女性と接することが可能になる
わけです。

若い女性の意識を波動で読むと、男性に対して父性的なものを
求めている人がかなり多いです。

40,50代の男性で、若い女性を好きになった人と話をすると、

「自分は年だから相手にされないと思います。」

という判断を下す傾向がありますが、実際には逆のケースも
あるわけです。

確率的にそういう女性が一定の割合存在するわけですから、
後々、悔いを残さないためにもアタックした方がいいような
気もするのですが、そうする人はあまり見かけません。

元師匠の場合は、おそらくそこまで計算していたわけでは
ないと思います。

彼は若い頃は割と荒れた生活をしていて、後年、それを反省して
たくさんの書物を読むようになった、例えるなら野村克也のような
無学を自覚した結果としての努力的読書家です。

わたしから見ると、そういう人はやたらと名著の言葉を引用する
事を好む傾向があります(特に論語とか)。

元師匠も自分の弟子や若い女性に対して、自分が読んだ本の
内容をあれこれ語りだす癖があったわけです。

しかし、こういう態度って一歩間違うと「説教好きなオヤジ」という、
若い人たちに一番いやがられるタイプになる危険性を孕んでいます。

野村克也も試合の前後には熱心に配下の選手たちにレクチャーを行って
いましたが、稲葉のような真面目な人は別として、けっこう若い選手達
にはウザがられていたようです。

(結果的に生き残ったのは、野村の思考法を取り入れた選手なのですが。)

わたし自身もブログではこうしてくどくど書いていますが、若い女性には
絶対にこういう話し方はしません。

スタンリー博士の『なぜ、この人たちは金持ちになったのか』を
手元に置いて、

そこで企業幹部の在り方だの、人生での成功について5分ほども
話したでしょうか。

の部分についても、

もし、わたしが行うとしたら、

わたし 「そう、企業幹部の在り方はこうなんです。」

女の子 「ハイ、すごいんですね。」

わたし 「そう、今話した事は全部この本にそのまままるごと書いてました。」

女の子 「えーっ!」

わたし 「おまけに今、君に話したら、記憶が全て右から左に抜けちゃいました。」

わたし 「記憶返してよ!」

女の子 「やだー、(笑)」

という感じにしますね。

これならまだギリギリオッケーだと思うのですが、元師匠みたいに
真顔でやったらかなりの高確率でウザがられます。

なぜそうならないのか?

それは前回記事にあった

わたくしが磨きぬいた駄洒落をどれほど乱発してもニコリとも
しませんでした。

(ジョークは数十種類用意し、TPOに応じて使い分けるンです)


に答えがあります。

彼はウェートレスと顔を合わせるたびに駄洒落やジョークを乱発する
ことにより彼女たちの意識に、

(この人はいつも楽しい人なんだな。)

(きっと、いつも面白い事ばっかり考えているんだ。)

(わたしの周りにいる説教くさいオヤジ達とは違う。)

という印象を植え付けました。

それは一見すると数カ月続けても、

わたくしが磨きぬいた駄洒落をどれほど乱発してもニコリとも
しませんでした。


のように全く効果を生んでいないように映ります。

しかし、言葉というものは必ず何らかの結果を出します。

ちょうど、ボクシングの試合でクリンチ状態になった時に何度もしつこく
うち放たれたボディブローが、一見すると何の効果も無いように思えても
最終ラウンドにガクッと敵のスタミナを奪うことに似ています。

要するに元師匠は、

①ダジャレの連発で楽しい人・陽気な人というキャラを植えつける
  
②褒めまくることで思いっきりヨイショする


という行為で女性との心理的距離を詰めていきながらも、

③お金持ちであり、気前よく人におごる頼りがいのあるイメージ

④若い女性が知らない豊富な知識を持つ父親、教師的イメージ


を植えつけることによって、心理的に下に見られないためのバランスを
取っていたわけです。

おそらく彼は以上の事柄を理論的に考え実践したわけではないように
感じます。

長年、女性に接してきた経験と、悟り・人格向上を目指して意図的に
変化させた生活スタイルがたまたまうまくマッチした結果ではないか?

というのがわたしの読みです。


 つづく


今回の記事中に出た元師匠の掲示板についてですが、
「ファイルを送ってほしい。」という要望が来ても、
わたしは対応出来ませんので、その点はご了承ください。


※次回の記事更新日は6月20日になります。


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