治療ノート | 遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

背骨内部を気が通る丹道周天、クンダリニー覚醒を体験したCOSMIC SHAMANが、気功・仙道、神秘行に対する
考察を述べるブログです。

(前回の関連記事は「鍼治療で消えた陽気 」です)

 治療ノート


人が持っている邪気量を数値化して、


普通の肩こり・腰痛の患者の邪気量40


とすると、


1年間に鍼灸師に蓄積する邪気量57000


になるのですが、これがさらに数十万、数百万レベルの

数値になるケースがあります。


これはわたし自身が病院勤務していた時に、同僚の鍼灸師の波動を

チェックしていて実感しました。


また、わたし自身もリハビリ室で働いていた頃に、小周天の行が進み

会陰(性器と肛門の間のツボ)が焼けるように熱くなったことがありました。


しかし、ある時を境に熱感が消えてしまい、それからなかなか復活
しません。


当時、気功を習っていた師匠に電話で気の状態を読んでもらうと、



「うわっ、スゴイ邪気だな。」


「電話に出たら体が芯から冷たくなって、胸も苦しくなったよ。」 


「いやぁ、病院に勤めているとこんなひどい邪気を受けるんだ。」


「こりゃ大変だなぁ。」


「これは小周天回した方がいいよ。」


と散々な言われようだったのですが、とにもかくにも日常、患者さんに接して

邪気を受けたことが原因で熱感が消えてしまったという事は理解できました。


これは看護師さんや他のスタッフも同様で波動に敏感な人は、


「○○さん(患者さんの名前)が来ると胃が痛くなる。」


などとよく言っていました。


そこでわたしは師匠のアドバイス通り小周天を行ってみたのですが、
多少はましになるのですが、以前のような熱感は戻りません。


また、師匠自身が邪気に接して自身の気のレベルが落ちることを
極端に嫌がる性格だったので、これ以上相談することもできません。


自分の力で何とかしなければならない状態だったわけです。


しかし、わたしはもともと他人にべったりするのが嫌いな性格で、

他人の思考やメソッドを収集して自分なりに分析して試行錯誤

する事を好みます。


ですから、師匠が近くにいてあれこれ口を出されるよりは、

多少のヒントしかもらえない状況の方が、かえって好ましくも

あったわけです。


思い返してみれば、小周天、大周天、クンダリ二ー覚醒と
それぞれの段階ごとにわたしに貴重なきっかけを与える
人物が現れました。


わたしは彼らと一定の距離を保ちながらも、彼らの言葉やエネルギー、

時には彼ら自身の人生の盛衰をもって神秘行に対する洞察を

得たわけです。


これは、彼らサイキックたちの没落に巻き込まれずに、優れた

部分だけを吸収して確実にレベルアップするために、わたしが

本能的に選択した生き方のような気がします。


そう考えると、患者に接することが原因で会陰に発生していたエネルギーが
低下した件も、邪気と治療に関する波動原理を会得する貴重な機会だったのでしょう。


こうして独力で邪気対策を始めようとしたわたしが、まず最初に
始めたことはデータを集める事でした。


当時は整形病院のリハビリ科に勤務していて、1日平均10人
前後の患者にマッサージや運動指導を行いながら波動を読んだり、

ツボや経絡を軽く押したりという治療を行っていました。


その合間に、中医学の本などを参考に仲のいい患者さんの脈や舌を

観たりもしていました。(これは医者にあまりいい顔をされませんでしたが)


治療以外のリハビリの仕事を手伝う事もあり、忙しかったため

正式なカルテを書く時間はなかったのですが、仕事の合間に

自分で作ったノートに記録していました。


具体的には、


1 患者の氏名(性別・年齢)


2 治療した日付、時間帯

3 主訴(最も患者が強く感じている症状)

4 脈の状態

5 舌の状態


6 診断点(特定の経穴の反応)


7 使用した経脈・経穴


8 治療後の診断点の変化


9 患者の主訴の変化の有無


といったポイントを余った時間を見つけて1,2分でサラッと

書き込んでいました。


次にこれをバインダーで閉じて、患者ごとに分類した「治療ノート」を作り、

次回の治療前に参照していました。


以前、「邪気のスカウター」という記事内で、


当時、東洋医学に関する書籍(特に鍼灸や経絡治療に関する本)を読んでいて
不思議に思う事がありました。


それは病人から邪気を抜く方法しか書かれていないことです。


これはちょっと考えたらわかることだと思いますが、鍼灸師が
鍼を通して病人から邪気を抜くと、当然抜かれた邪気は鍼灸師の
肉体に移動します。


治療を続ければ続けるほど邪気は鍼灸師に蓄積していくわけです。


それなのに、鍼灸の書籍では鍼灸師が吸収した邪気の行方に
ついては全く触れられていません。


と書きました。


この「治療ノート」は言うなれば、自家製「医学書」であり、


「どのような症状の患者にどう治療したらどういう結果が出るか?」


という患者に関する情報しか書かれていません。


まさに、


それなのに、鍼灸の書籍では鍼灸師が吸収した邪気の行方に

ついては全く触れられていません。


という内容になっています。


ここでわたしは、鍼灸の書籍では全く触れられていない
〈患者から吸収した邪気の行方〉を「治療ノート」に記録
することを思いついたわけです。


ここで、


それではどうやって邪気を記録したらいいのだろうか?


という疑問が生じます。


その答えは、


自分の体の感覚を利用する事


になります。


もともと、わたしが邪気対策を始めようとしたきっかけは、

会陰に発生した熱感がいきなり消えてしまったことです。


そして、会陰の熱感がようやく50くらいまで復活したと思っても、
また患者に接していると0になってしまい、おまけに手足にも冷たさを
感じるようになりました。


要するに、当時のわたしが邪気を感じる基準は


(1)会陰のあたたかさ


(2)手のあたたかさ


(3)足のあたたかさ


だったわけです。


わたしはこの(1)~(3)を「治療ノート」の項目に書き加えました。


具体的には以下のように変更しました。


1 会陰のあたたかさ


2 手のあたたかさ


3 足のあたたかさ


4 治療した日付・時間帯


5 患者の氏名(性別・年齢)


6 主訴(最も患者が強く感じている症状)


7 脈の状態


8 舌の状態


9 診断点(特定の経穴の反応)


10 使用した経脈・経穴


11 治療後の診断点の変化


12 患者の主訴の変化の有無


13 会陰のあたたかさ


14 手のあたたかさ


15 足のあたたかさ


なぜ、治療の初めと終わりに(1)~(3)を加えたかというと、

治療の前後の変化を見るためです。


具体的に説明しますと、


例えば、2014年3月1日(土)9:00に患者Aさんの治療を
始めるとしたら、治療前にわたしの会陰・手足の温感を

チェックします。


過去にクンダリ二ーが最も活性化した時の温感を100として、

それに対してどの程度の温感があるかを数値化するわけです。


たとえば、治療10分前の2014年3月1日(土)8:50の時点では、


(1)会陰のあたたかさ⇒50


(2)手のあたたかさ ⇒60


(3)足のあたたかさ ⇒30


だったとします。


合計すると、(1)+(2)+(3)=140となります。


これが治療前のわたしの温感エネルギーの合計です。


そして、治療後を終えた9:25の時間にまた数値化します。


すると、


(1)会陰のあたたかさ⇒20


(2)手のあたたかさ ⇒40


(3)足のあたたかさ ⇒10


という感じで、全体的に温感がダウンしていました。


合計すると、(1)+(2)+(3)=70となります。


まとめますと、


治療前の温感(140)治療後の温感(70)=70


結果、治療によって70の温感が消失したことになります。


するとわたしは、「治療ノート」の項目の一番下に、-70

と書き込みます。


これがわたしが患者Aさんの治療によって受けたマイナスの
影響になります。


そして、この数値はその患者さんの邪気量の目安ともなります。


このようにして、治療を行うすべての患者達から受ける影響を

記録していくと、温感がごっそり抜ける患者もいれば、ほとんど
変わらない人もいます。


すると、それぞれの患者さんの邪気の度合いを客観的に

把握できるわけです。


わたしはいろいろな治療家やヒーラーを見て来ましたが、

治療で自分が受けた影響を記録している人はほとんど

皆無でした。


というより、ろくにカルテも書かず治療記録をしない、

その場限りの治療やヒーリングをしている人が

多かったくらいです。


これに関しては、その人その人のスタイルがあるのでしょう。


一切記録する事無しに優れた結果を出している治療家や

ヒーラーもいましたから、その方が合っているタイプもいるの

だと思います。


ただ、治療に際して起きる現象をパターン化して、一定の法則を

導き出そうとする場合に、記録は必要不可欠だ。というのが

わたしの考えです。


こうして、「治療ノート」を利用して、自身が受ける邪気の影響の

計測を続けていくうちにいろいろな発見がありました。


 

 つづく



※次回の記事更新日は3月10日になります。





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