（前回の関連記事は「全人類が小周天達成 」です）
ボランティア・ヒーリング
「テーマ：守護神霊をつなげる」の今までの記事の内容に
ついておさらいしますと、
①霊的な存在の影響が気功修行の大きな障害となる
場合が多い
②受講者Ｅさんは霊的影響で気脈（小周天ルート）の詰まりを
除去するために必要な気のパワーが得られなくなった
③気脈のつまりの原因は肉体的原因・エネルギー的原因など
さまざまである
となります。
そこで、今回の記事からは、
気脈の詰まりを除去するエネルギーとは何か？
について説明しようと思います。
わたしのもとには、このブログを読んでいる方々からいろいろな
質問が寄せられるのですが、その中に
「気功治療をしたいので手の平から気を出せるようにして下さい」
という質問がよくあります。
（質問について考えていると、新しいものの見方に気づかされる
事がよくあります。）
わたしから見るとこの質問には２つのポイントがあります。
まず１つ目のポイントは
「そもそも手の平から気は出ていないのか？」
という点です。
映画「プレデター」（わたしは全作品観ています）では異星人が
人間から出ている赤外線をサーモグラフィーのように探知して
いましたが、気も赤外線（体温）と同じように生きている人間からは
必ず放射されています。
ですから、その人が持つ気の量や、手の平のチャクラ（労宮穴）の
開き具合で多少の差こそあれ、手の平からも必ず気が出ています。
特に小周天ルートと腕内部の気脈を開いている気功家は任意で
手の平から出る気の量を調節したりすることが出来ます。
おそらく、この質問をした方の意図は、
「気功師のように任意に気をコントロールして出せるように
して下さい。」
という事だと思います。
そして、この質問の２つ目のポイントは、
「手の平から出た気を使えば、誰でも気功治療が出来るの
だろうか？」
という点です。
ちょっと細かい話になりますが、
「気功治療をしたい → 気を出せるようになりたい」
ということは逆に言えば
「気を出せれば → 気功治療が出来る」
という事になりますから、
質問した方は
「どんな人から出る気でも気功治療に使える」
と考えているのだと思います。
ここで、わたしの関連体験を読んでいただきたいと
思います。
これはわたしが病院勤めをしていた頃の話です。
当時、近所にマッサージサロンがあり、時々そこに
体をほぐしてもらいに行っていました。
そこは台湾式のオイルを塗った揉み返しの無いソフトな
マッサージで、しかも価格も安くお気に入りでした。
そこのマッサージ師は全員女性だったのですが、わたしが
いつも頼んでいた人は、学生時代に水泳をしていたという
２０代の女性でした。
彼女は筋肉質で、おまけにハートチャクラも開いていて
手の平がいつも温かい状態なので、マッサージをしてもらうと
お互いのエネルギーが循環して全身が熱くなっていました。
ある時、予約なしでぶらっと入ったところ、いつもの彼女は
そこを辞めてしまっていたということで、仕方がないので
違う女性にマッサージを頼みました。
やせた小柄な女性だったのですが、手の平が触れると
冷たいんですね。
そこで彼女の波動を感じてみると下腹部に重だるい感じが
伝わってきて、わたしの腰が奥の方から徐々に冷えてきます。
（おそらく子宮・卵巣系の婦人科疾患があったのだと思います）
こうなると手で筋肉はほぐしてもらっているのですが、
わたしの体全体が冷たくなってきます。
おまけに本人もあまり調子が良くないのか、疲れているような
重だるい感覚やイライラした感情が伝わってきて、こっちまで
イライラしてきます。
そこで、マッサージされながら、病院で仕事をしている時に患者さんの
邪気を抜く要領で、彼女にシンクロしてマイナスの邪気を抜きながら、
小周天ルートにエネルギーを回してみました。
すると彼女の手の平が徐々に温かくなってきて、わたしの身体も熱く
なってきました。
そんな感じでボランティア・ヒーリング（わたしがお金を払ったのですが）
をする羽目になってしまったわけです。
そういうわけで、
「手の平から気が出れば気功治療が出来る」
という事はないんですね。
それよりも手の平から出る気の性質が重要なわけです。
わたしもこの体験以来、写真を見るか、名前を聞くかして、マッサージ
する人の波動を読んでから頼むようになりました。
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