エクソシスト気功家
今回からの記事は、わたしの気功指導を受けているＥさんが
深刻な霊的問題に陥った体験をベースにして書かれています。
と言いますのは、Ｅさん本人から
「他の受講者の方が自分のような失敗を起こさないように
記事にして欲しい。」
という希望があったためです。
Ｅさんに起きた出来事は気功だけでなく、その他の神秘行や
波動世界に興味がある人全員に起こりうる体験ですので、
この記事を読んでいる方々の参考になればと思います。
わたしが行っている受講メニュ－の１つに「ガーディアン・スピリット」と
いうメニューがあります。
これは神霊・神仏・天使といった霊的存在と受講者の方を繋ぐという
内容です。
主に開運を希望する方に行っていますが、気功指導の受講者にも
行っています。
なぜなら、気功に限らず神秘行を行う場合には霊的に修行者を
守護する存在が必要不可欠だからです。
一般の気功書では霊的な影響についてほとんど触れられていないために、
気功修行者はあまり気にしていないようですが、実は修行がうまく
いかない大きな原因であったりします。
わたしが十年ほど前に会った気功修行者は、某有名気功家の元で
長年修行していたそうですが、
「いまだに督脈を気が通らない（熱くならない）。」
と言っていました。
わたしが彼の波動を読んだところ、仙骨に霊的な因縁があって気が
ストップしていました。
（仙骨や尾骨周辺には霊的なエネルギーが眠っています）
彼自身も
「丹田は熱くなるのにその先に行かない。」
とこぼしていました。
その時は、
（他の気功家のお弟子さんなので、わたしが干渉するのはマズイ）
と思い黙っていたのですが、わたしのところにも時々霊的な障害を
持った方が来ることがあります。
そういう方の申し込みメールを開くと、わたしの身体全体に冷気が
スーッと流れ込んで来ます。
（本当に風が吹いてきたような感覚です）
実際に気功指導をする場合も、ほとんどの時間を除霊に費やす
ことになります。
世の中には霊媒体質の人がいて、そういう方には何十体も
憑いている事もあったりします。
本当に抜いても抜いてもまだいるんですね。
ロシアにマトリョーシカという入れ子人形がありますが、
あんな感じです。
そうなるとわたしも意地でも全て抜きたくなります。
次から次へと必死に除霊していると気分はもうエクソシストです。
わたしがこう書くと除霊は簡単なように感じるかも知れませんが、
実はかなり危険だったりします。
なぜなら、除霊する人間に十分なパワーが無ければ、逆に
こちらが憑りつかれて意識を乗っ取られたり、根こそぎエネルギーを
奪われたりするためです。
このように気功指導もなかなか大変だったりします。
ヒーラーや霊能者なども、病気や霊的な問題を抱えた人たちを
毎日相手にするわけですから大変です。
わたしがヒーラーや霊能者の波動を読むと、大勢の病人や
相談者の霊的マイナスが深い部分まで沁み込んで波動が
ボロボロになっている人がけっこういたりします。
そのため、わたしのところに
「すぐにヒーリングが出来るようにして下さい。」
というヒーラー志望の方の問い合わせが来た場合は、
「ヒーリングを行うのは、気功指導を最低２～３年は受講し続けて
丹道周天をマスターし、十分なパワーをつけてからにした方がいいです。」
と答えています。
そうすると、ほとんどのヒーラー志望者はわたしの受講を止めて、
「１回 ○○万円の伝授で一瞬で一流ヒーラーになれます。」
というようなところに行くようです。
この記事の最初に書いた受講者Ｅさんは、指導を始めた時は
特に目立った霊的障害はありませんでした。
彼の場合は、気功修行の段階が進むにつれて問題が
生じてきました。
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