これが閉所恐怖症の原因? | 遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

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背骨内部を気が通る丹道周天、クンダリニー覚醒を体験したCOSMIC SHAMANが、気功・仙道、神秘行に対する
考察を述べるブログです。

(前回の関連記事は「人生で最も孤独を感じない体験 」です)


超実用的!気功講座 第37回


これが閉所恐怖症の原因?


前回の記事では、


母親の子宮内(羊水)を漂っていた時の体験が潜在意識下に
強く残っている人は、瞑想やドラッグを行った際に子宮内の
記憶を「至福感」「エクスタシー感」を伴う神秘体験として
追体験している。


という

〈BPMⅠ~「羊水的宇宙」出産が始まる前の子宮内での体験〉

について説明しました。


このBPMⅠの次の段階は、お産が始まって子宮の収縮が起きて
いるのに、まだ子宮口が開いていない段階になります。


この時の体験は〈BPMⅡ~「宇宙への吸引と出口なし」〉と
呼ばれます。


子宮の収縮が始まっているのに子宮口は閉まっているわけですから、
例えるなら、007の映画に出てくるような仕掛け部屋に閉じ込められて
壁が徐々に動いて空間が狭くなり全身が押し潰されるような

感じでしょうか。


収縮が始まるまでは子宮の羊水の中で至福感を味わっていたのに、
いきなり押し潰されるような目に合うわけですから、この体験は

胎児にすさまじい恐怖と苦しみを与えます。


この状態が続く長さは出産の状況によって個人差があり、
数分で終わることもあれば数時間も続くようなケースもあります。


さすがに数時間続いた場合は胎児の潜在意識に及ぼす影響は、
かなり大きなものになると思います。


生まれつき狭い場所を怖がる閉所恐怖症の方がいますが、
胎児の状態でこのBPMⅡの状態が何時間も続いた事が

原因になっているケースが多いのではないでしょうか?


変性意識状態でこの段階の記憶を再体験した人々は、
楽園が大災害で一瞬で破壊されるイメージや、戦争、
疫病、飢餓で大勢の人々が苦しみ続けるヴィジョンを
見たりするそうです。


また、このBPMⅡの段階に強く同調した人は、人間存在を
虚しいものとして見る傾向があります。


以前、わたしがスピリチュアル系のサイトを見ていて、
たまたま仏教系のサイトを開いた時に、


「生病老死は避けられない」


「人生は苦しみである」


「欲望を捨てれば人は楽になれる」


などと書いてあったのですが、
これなんかはBPMⅡの価値観ですね。


グロフによるとこの段階の体験は芸術作品にも反映されて
いて地獄のイメージとして描かれたりするそうです。


また、ドラッグでバッドトリップと呼ばれる反応が出て
苦しむ人はこの段階とのつながりが深かったりします。


フランスの作家サルトルはドラックの一種であるメスカリンを
服用した時にバッドトリップになりつらい体験をしたそうで、

その際にBPMⅡタイプの悪夢的なヴィジョンに苦しみました。


サルトルは「出口なし」という有名な作品を書いたのですが
(すごいネーミングセンスだと思います)、グロフによると
これは絶望、不安、不条理といったBPMⅡに同調して
書かれた作品だそうです。


一般的に無意識下でBPMⅡの影響が強い人は、深い抑うつ、

意味喪失感、人生への関心の欠如に苦しむそうですから、

ウツ病の発症を起こしやすい人と胎児期のBPMⅡ体験は

強い関連があるのかもしれません。


このようにあまりポジティブな面が無いのが

この段階の特徴です。


以前、わたしが試しにこのBPMⅡの段階にシンクロして

みたところ、いきなり全身に強烈な重力(G)がかかったような

筋肉が硬直した状態になりました。


とくに顔がギューッと潰されたように変形して、あまりの苦しさに
息も出来なくなりさっさとシンクロを解きました。


ですから、ヴィジョンも何も見ませんでした。


起き上って鏡で顔を見たら真っ赤になっていました。



 つづく





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