元型と神秘行 | 遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

背骨内部を気が通る丹道周天、クンダリニー覚醒を体験したCOSMIC SHAMANが、気功・仙道、神秘行に対する
考察を述べるブログです。

(前回の関連記事は「チベット密教の超常現象 」です)


超実用的!気功講座 第25回


元型と神秘行


気功・チベット密教には共通して、気のエネルギーによって
骨に穴を開けることにより、神秘行のレベルアップを図る
行法があります。


この行法を実践する際には、骨を削られるリアルな感覚や

痛みが出現します。


特にチベット密教のポア(転識の法)の行で頭頂部の骨に穴を開けた

際には、その部分に草が吸い込まれるという超常現象が出現します。


しかし、その場合も穴が開いた部位をレントゲンで撮影しても

骨に穴が開いた形跡は見られません。


「物質的でありながら、同時に非物質的でもある。
 この現象は一体何なのだろうか?」


と疑問に思っていた頃に、この矛盾する考えをを説明する

言葉に出会いました。


チェコの心理学者スタニスラフ・グロフの「深層からの回帰」と
いう本を読んでいた時の事です。


その中に「プシコイドpsychoid」という言葉が出てきました。

これは、精神と物質の境界がはっきりしていない、融け合っている
状態を指す言葉です。


もともとは心理学者のユングが提唱した概念らしいのですが、
深層意識レベルでは。

「心霊的でありながら同時に物質的な現象が起きる」
として、その原因を元型にあるとしています。


この元型に関する話は、実は高藤聡一郎氏の著書
「仙道練金術 房中の法」にも出てきますので、
その部分を抜粋してみます。


「彼(ユング)によると、人間の意識は2つのカテゴリーから
 なるという。」


「ひとつは個人的無意識だ。」


「もうひとつが集合的無意識で、これが元型だ。」


「個人の体験によらない無意識の記録を指す。」


「彼によると、宗教神話などは集合的無意識の宝庫だという。」


「さまざまな神霊現象、あるいはUFOなどの超常現象も皆、
 この集合的無意識、元型のしわざだという。」


人間の深層意識には、さまざまな元型が存在していて、

それは独立した自我意識を持っているというんですね。

そして、以前の記事でも少し紹介したのですが、高藤氏自身が
自分の元型の1つである女性原理(アニマ)と交流しています。


その内容というのは、夢の中に高藤氏彼自身の女性原理(アニマ)が

エネルギーに満ち溢れた若い美女の姿を借りて現れて、

お互いに気のやりとりを行ったり、セックスまで行ったりしたそうです。


この女性原理(アニマ)との交流によって、高藤氏の神秘行の

レベルは急激に向上したわけです。


(結果的に高藤氏は、この自分自身の元型との合一化こそが、
 仙道の煉丹、西洋錬金術の賢者の石に相当する神秘行の

 本質だと述べています。)


実はスタニスラフ・グロフの「深層からの回帰」の中でも、
高藤氏と同種のプシコイド性体験として、


ネイティブ・アメリカンのシャーマンが幻視体験の中で、
イーグルやコヨーテといった動物霊の元型と出会い、
さまざまな知恵や力を授かる「パワーアニマル体験」が
紹介されています。


その他にも、ESP,スポーツ、UFO,儀式魔術など
多岐にわたるプシコイド現象について述べられています。


余談ですが、このスタニスラフ・グロフという人は、
初期の頃はLSDを使って臨床を行っていたそうなのですが、


LSDが違法薬物に指定されてからは、
ホロトロピック・ブレスワークと呼ばれる特殊な呼吸法や
フラッシュを用いた視覚刺激によってクライアントを
変性意識状態へと誘導するセラピーを行っているそうです。


セラピーでは幽体離脱が起きたりもするそうですから、
体裁は心理学ですが、本質は神秘行なのかもしれません。


こうして、


「プシコイド」


「精神的であると同時に物質的である状態」


というキーワードが常に頭にある状態で気功を行っていた
わたしにある変化が起きました。



つづく





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