(前回の関連記事は「立禅の問題点 」です。)
超実用的!気功講座 第6回
立禅の効果を飛躍的に高める方法
前回の記事中で、わたしが立禅を中止した話をしました。
わたしが立禅を中止したのは、
1 立禅をしても体型がメタボ化するのを防げないのなら、
その分の労力を筋トレに振り向けた方がカッコイイ体型に
なるんじゃないか?
2 全身の筋肉をくまなく鍛えた方が全身の気の流れもよく
なるし生体エネルギーが強化される
3 長時間、立禅を続けると肩や背中・足がパンパンに張って
かえって調子が悪くなる
などの理由のせいでした。
しかし、このブログの読者の中には立禅に励んでいる方が
いるかもしれません。
人には相性というものがありますから、もしも立禅を行って調子が
いいようでしたら、そのまま続けた方がいと思います。
(ただ、わたしには合わなかっただけです。)
そういった方がわたしの記事が原因で立禅を止めたりするのも
マズイような気がしますので、
今日は立禅の効果を飛躍的に高める方法について説明します。
立禅は「站椿功」(たんとうこう)と呼ばれたりしますが、
両足を肩幅くらいに開き、膝を軽く曲げて、両手で半円を作り
そのまま10~30分くらい立ち続けます。
これにより肉体的には深層筋を鍛え、同時に下半身に気を集中させて
丹田を中心に気のパワーを高めます。
わたしは長時間立禅(站椿功)を続けるのが苦痛でしたので、立禅
自体の効果を高める方法をいろいろ考えてみました。
効果を高めるオーソドックスな方法としては、樹木と向かい合って
行う方法があります。(樹林功と言ったりします。)
この時注意するのは木との相性になります。
個人的な印象としては、松のような針葉樹系はパワーがありました。
白樺系も良かったです。(柳系はダメです。)
効果を高めるコツとしては、最初に手のひらと額を木にべたっとつけて
イメージで意識を木と同化するんです。
植物というのは非常に落ち着いた意識を持っていて、最初に同化すると
瞑想中の意識が深まるんですね。
次に木と向かい合って立禅をするのですが、その時は自分の足裏から気が
出て樹木の中に入り、再び自分の頭頂から入り循環するイメージをすると
気のパワーが上がります。
立禅をして疲れたら木に背中をもたれかけて休むと背骨(督脈)の気の巡りが
良くなります。
樹木は邪気の浄化も行ってくれるのでストレスに悩んでいる人は、立禅で
無くても木にもたれかけるだけでもエネルギーが回復します。
ずっと同じ木と立禅をしていると波動がつながります。
そうなると自宅にいてもその木をイメージするだけで波動が循環して、
実際に樹林功を行うのと同じ効果が出るようになります。
(夏は樹林功をして、冬はイメージでつながるといいと思います。)
ただ、住んでいる環境によっては樹林功が出来ないケースもあります。
その場合は自宅で効果がでる方法があります。
それは立禅を行う場所の気のパワーを上げることです。
床に敷いてその上で行うと効果が上がります。
高藤聡一郎氏が「仙道魔術」で使用していた遁甲符盤という
魔術図形があります。
昔、某仙道系サイトを通じて1メートル位の遁甲符盤(白・赤・青)を
購入したのですが、特に赤遁甲符盤の上で立禅をすると丹道(背骨内部)
を突き抜けて強力な波動が立ち上り邪気が一瞬で抜けます。
ただ、魔術系図形や宗教図形はクセがあって、かえって波動的に
マイナスの効果を及ぼす場合があります。
(わたしは波動的に青遁甲符盤はダメでした。)
ですから、波動が自分に及ぼす影響が分からない方は使わない方が
いいかもしれません。
そこで初心者の方にお勧めしているのが溶岩の波動なんです。
グーグルで画像検索をすると溶岩の画像が出てきますので、
溶岩の写真を大きめにプリントアウトしてビニールシートなどに入れて、
床に敷いた上で立禅を行うとパワーアップします。
(冷えた溶岩ではなくて、火口でドロドロに溶けて真っ赤になっている
溶岩の写真を使ってください。)
この時に自分の会陰(性器と肛門の中間)からエネルギーラインが地面に
降りて行って地球内部の溶岩とつながり、エネルギーラインを通して丹田に
マグマが流入するイメージをするとクンダリーニが活性化して立禅の効果が
上がります。
溶岩のような自然界のパワーというものは波動的なクセが少ないんです。
ただ、火山によって波動の性質は多少違ってきます。
(個人的にはハワイのキラウエア火山の溶岩の波動が好みです。)
電話指導をする際は、わたしが実際に受講者の方を大地の波動と
つなげるのですが、
ご自分でイメージして行うだけでも立禅の効果が違ってきますので
お試しください。
次回は本来のテーマである「師匠の弟子への影響」について紹介します。

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