（前回の関連記事は「数十年の気功修行を無にするもの 」です。）
超実用的！気功講座 第２回
他人の気の流れを読み取る
前回の記事では、
気功研究の第１人者と呼ばれているⅩ博士と、共同研究者のＹさんの
波動にシンクロしても気脈の流れを一切感じなかった話をしました。
この「波動にシンクロ」するというのは、
①まず自分自身を無（ゼロ）にした上で
②相手の波動（エネルギー）と１つになります。
こうすることで、自分自身の体内に相手の気の流れが出現します。
わたしが病院に勤めていた時に、近くにいた看護師の女性に
何となく意識を向けたところ、腰から右大腿の深部に冷たい
チューブのようなものがスーッと一本通っている感覚が
出現したことがありました。
彼女にそれとなく体調を訪ねたところ、坐骨神経という足の深部を通る
神経の炎症で腰から足にかけて痛みが出ると言っていました。
これが気功を行っている人にシンクロした場合は、背骨に沿って
温感が上昇したり、手足の経脈を電流が流れるような感覚が
したりと、その人の気功レベルに応じた感覚が出現します。
わたしは、気功指導の申し込みメールを読む時は文章を通じて
受講希望者の波動につながり気の流れを読んだ上で、
（１）現在の気の状態と（２）改善すべきポイントを
書いた上で返信します。
すると「以前、他の気功家の方から同じことを指摘された。」
という反応をされることがよくあります。
このように、気の流れというものは一定のレベルにある気功家で
あるなら一致するものなんですね。
（もちろん、その気功家の感受性によって多少の差はあります。）
しかし、Ⅹ博士とＹさんからは気功家特有の気脈の流れは一切
感じませんでした。
例外としては、Ⅹ博士のＤＶＤの中で、中国の有名な気功家が
出演している気功ＤＶＤがありました。
わたしが、表紙に載っている中国の気功家の写真から出ている
波動にシンクロしたところ、
背骨の内部（丹道）を白っぽい光を発するエネルギーが上昇して
手足に気が通りました。
この気功家の方は丹道周天が完成していて、更にヒーリング系の
神体とつながっていました。
気の性質はクンダリーニ特有の熱感はありませんでしたが、
これはクンダリーニを練成し続けて神気のレベルまで高めた結果
熱感が無くなったわけです。
この方は本物の気功治療家だと思います。
しかし、一緒に表紙に載っているⅩ博士の波動にシンクロしても
気の流れは何も感じないんです。
この謎を解くために、Ⅹ博士の気功理論をベースにしたＹさんの
気功ＤＶＤを購入したわけです。
ＤＶＤが到着したので、さっそく再生しました。
まず最初は「気の感覚化」の行法でした。
これは手を擦り合わせて気の感覚を作りだしてから、
両手で気のボールを作るというもので、
オーソドックスな気功テクニックです。
伝統気功ではこの気の感覚を利用して腕に
気を流したりします。
ＤＶＤの画面上でＹさんが手のひらを擦り合わせていると、
テロップが出てきました。
「手のひらを擦り合わせるとびりびりした感覚が
出現します。」
「これは神経の残像感覚です。」
「この神経の残像感覚を利用して気の感覚を
開発します。」
そして、次に腕に気を流すテクニックの説明が
始まります。
「腕に手のひらをかざすと、もわーっとした感覚を
感じます。」
「手を動かして、もわーっとした感覚が腕を移動する
感覚を記憶します。」
「このようにして、体内で気が移動する想像力を鍛えます。」
わたしは、このＤＶＤの説明を見て、
「そうか、これが原因で気功を行っているのに、
全く気脈が開いていないんだな！」
と納得したわけです。
その理由と言うのは、
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