The Knackの初コンピ発売 | サイケデリック漂流記

The Knackの初コンピ発売

Time Waits For No One: The Complete Recordings
The Knack
Time Waits For No One: The Complete Recordings

The Knackとはいっても、"My Sharona"のKnackではなくて、Gun~Three Man Army~Baker Gurvitz ArmyのPaul Gurvitzが在籍していた英国の60sバンド・・・でもなくて、こちらは"Where the Action Is: Los Angeles Nuggets"ボックスに "Time Waits For No One"が収録されていたHollywood出身の4人組。1967年から68年にかけて4枚のシングルをCapitolからリリースしています。

本作は、その4枚のシングルからの8曲に加えて、4曲の未発表トラック、および別ミックスのボーナス1曲を収録した、彼らの初コンピCDとなるものです(Now Soundsから7月31日発売予定)。

ちなみに、彼らが売れそこなったのは、「ビートルズ以来最大の事件!」「ベター・ザン・ザ・ビートルズ!」といった、Capitolによる過大な宣伝がアダとなってしまったこともあるらしい。その後、フロントマンのMichael ChainはPinkiny Canandy名義で1969年にソロ作を発表(→動画)。残りの3人、Michael Kaplan, Larry Gould, Pug BakerはヘヴィロックトリオのChariotを結成し、1971年にセルフタイトルのアルバムをリリースしています(RadioactiveからCD化。→動画)。

Track Listing :
1. TIME WAITS FOR NO ONE
2. I'M AWARE
3. SOFTLY, SOFTLY (feat. FRANK ZAPPA)
4. THE SPELL
5. PRETTY DAISY
6. BANANA MAN
7. FREEDOM NOW
8. LADY IN THE WINDOW
9. GIRL WITH THE DARK BROWN EYES
10. MERRY GO ROUND
11. ONCE UPON A CHEEK
12. HEART SAYS YES, PRIDE SAYS NO
Bonus Track :
13. I'M AWARE (ALT. MIX)


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