Auroraから7月発売予定のCD

Satan & Deciples
Underground
"Underground"は、Louisiana出身のSatan & Deciplesによる1969年の唯一のアルバム。制作には故Freddy Fenderがからんでいるらしい。
Fuzz, Acid & Flowersでは、「これまでに作られた最悪のレコードの部類・・・・」「サイケでもない、ガレージでもない、ただのゴミ・・・」と、ひどい書かれようでしたが、そんなレビューを見るとかえって欲しくなるというヒネクレ者にはぴったりの一枚かもしれません。
バンド名やジャケや曲名のSatanとかDevilから連想されるような「おどろおどろ」なドゥーム感はまったくないので、ヘヴィサイケ~ドゥームハードロック系を期待して買うと、膝カックンになるかも・・・(どちらかというとR&Bアルバム)。
Track Listing :
1. Satan's First Theme
2. Why The Seas Are Salty
3. Black Sheep
4. Devil Time
5. Satan On Universe
6. Ensane
7. Book Of Alpha

Tax Free
Tax Free
Tax Freeはオランダの名ガレージバンド、OutsidersのWally Tax(ボーカル)とLeendert Busch(ドラム)が中心となってアメリカで結成されたバンド。本作は彼らの唯一のアルバムで、1970年にNYのElectric Lady Studiosで録音され、翌年に米Polydorからリリースされています。
Electric Ladyスタジオ録音でバンド名がTax Freeとなると、ジミヘンフォロワーか?と思われそうですが、音はまったくちがって、穏やかなアシッドフォーク系のサウンド。アコギにウッドベース、ピアノやフルートなどのアコースティック楽器が印象的な、素晴らしくメロウなアルバムです(女性ボーカル入りの曲やジャジーな曲、Van Morrison風の楽曲なんかもあり)。レコーディングにはVelvet UndergroundのJohn Caleがビオラで参加しています。
Track Listing :
1. Yiva
2. Along The Shadowed Quay
3. The Great Lie
4. Day Revealed Your Face
5. Ginny
6. Amsterdam
7. My Lady Truth
8. Evening
9. Back By The Quinnipiac