自転車のホイールバランス
皆様こんばんは!
今日も天気は良かったけど・・・
花粉もスッゲー飛んでましたねぇ(T_T)
も~、鼻水だーだー・・・
目はぐしゅぐしゅ・・・
西チャレはレースどころじゃないかも~((>д<))
走行距離 33㎞
3月総走行距離 541㎞
今日はハンズに寄ってから帰宅。
その後、今週末からのレースに向けてタイヤ交換。
さすがに空港のレースにサーファスじゃ怖いんで、無難なPRO3に。
ブリヂストンのRR1もあるけど、今回はPRO3で行くことにした。
んで、タイヤ交換時にホイールバランスも取った。
以前も記事にしたけど、自転車でホイールバランスを取ってる人が少ないのがとても不思議。
自転車って、車やバイクよりもホイール&タイヤ交換による体感変化って大きいと思いません?
なのに、車やバイクでは当たり前なホイールバランスをとってる人って周りにほとんど居ないんだけど・・・
対重量比較だと自転車が圧倒的にバランサーの重さって影響あると思うんだけどねぇ。
まぁ、速度域が遅いから取らないんだろうね。
1年以上前の過去記事 → ホイールバランス
ちなみに「自転車のホイールバランス」でググると、上の過去記事が2位でビビる、
「ホイールバランス」でも18位・・・ → そんぐらいマイナー技なの?
さて・・・
僕の場合は、タイヤ交換時には必ずバランスを取ります。
ホイール単体でバランスを取っても全く意味はありません。
新品タイヤでも全周で均一に作られてるわけじゃないので、タイヤ交換時にホイールと合わせて
バランスを取らないと全く意味はないんですよ。
以下は、初心者でも出来るバランスの取り方を・・・
自転車スタンドがあれば取れるので。
これで「おぉ!」と思う人が居たら・・・
実際に試して「違うじゃん!」って思う人が居たら・・・
その内、自作バランス取り台を使った高精度なバランス取り方法を書こうと思います。
ちなみにバランス取り台はベアリングとアルミの板、デジタル量りを使って簡単に自作できます。
さて・・・
用意するものは・・・
コレ。
ゴルフ用品店で売っている鉛のカウンターバランスシート。
鉛の薄い板に両面テープが付いてるウェイトです。
ハサミで簡単にカットできるのでオススメですよ~(°∀°)b
まず、ホイールを前後外してスタンドに掛けます。
このときに、ハブの汚れは取って、なるべく回転がスムーズになるようにしておいてください。
で、ホイールをゆっくり回転させ、数回回しても同じ位置で止まると思います。
この時、当然止まったホイールの上側が軽く、下側が重たいってことですよね?
で、さっきのカウンターウェイトを適当な長さで切りながら上側に貼っていきます。
最初は、慣れないので回転速度の様子でどれぐらいのウェイトが必要か分かりませんから、
何度も繰り返していくうちに、こんな感じになっちゃうと思います( ´艸`)
そう、1枚貼ったら、回してバランス確認、また貼って、また確認・・・
コレを前後で繰り返して・・・
多分、画像の様になっちゃうでしょう・・・
でも、繰り返してるうちに、ホイールの回転が止まる場所がバラバラになってくると思います。
大抵、バランスウェイトは一箇所にまとまることが多いので、画像の様な感じになります。
普通は、ホイールの繋ぎ目部分が重く、バルブ側が軽いことが多いんですが・・・
ちゃんとバランスが取れると、画像の位置にバルブがあってもピタッとホイールは動きません。
こんな感じで。
慣れてくると、回転の様子で「こんぐらい?」ってウェイトの重さが分かってくるので、
ウェイトの長さが長くなると思います。
で、慣れてきたらなんですが、ウェイトは長さをバラバラにして3枚ぐらいでまとまればベストかな。
理由は・・・
僕の場合は、見た目も大事なので、最終的にはバランスを取った後にリムの中にウェイトを貼る・・・
あまり数が多いと、リムの中にキレイに収まってくれません。
あまりにも重ねて貼りすぎると、タイヤが浮いて危ないので・・・
で、リムテープの下に貼るのがチューブを傷つけないのでオススメです。
今回は、ワザと慣れない風で、ウェイトを細かく切りましたが、上記の画像程度ならタイヤが外れることは
ないので大丈夫だと思います。
が!
ウェイトは色々な市販品があるので、上記画像くらいの細さに調整してください。
タイヤビードの下が盛り上がっちゃうような太さは危険です。
出来れば、少ない枚数で長めにカット出来るように頑張ってくださいね!
ちなみに、1枚でながーく貼るよりは、3枚くらいでなるべく「点」にまとめるのがベストです。
その際は、長いものから貼っていき、最後に短いのを貼り、山型になる様に。
また、鉛は柔らかいので、丸型のモノで撫でるように均してあげましょう。(リムテープ不要モデルは特に)
今回はPRO3でしたが、どんなタイヤでもバランスを取ったときの向きや回転方向を、
戻すときに間違えないように。(リム内部にウェイトを貼る場合)
向きを逆に組んじゃうと、バランスは狂いますよ!
また、バランスを取る時は実際の回転状態で取るので、バルブキャップやバルブナットを付ける人は、
ちゃんと付けた状態で取ってくださいね・・・まぁ、当たり前だけど。
※バランスを取った後でもタイヤを嵌めて空気を入れ・・・
再度バランス確認すると若干狂ってる場合があります。
この場合は、もう一度取り直すんですが、タイヤを外すのはメンドクサイでしょ?
なので、リムの外周部にウェイトを貼っちゃいましょう。
この時のウェイトは少ないはずなので。
カッコを気にする人は取り直せ( ´艸`)
あ、そうそうタイヤのビードを片側だけ外した状態でバランスを取れば、
簡易バランス取りはコレで完了。
はい!
そこの人!
ホントにバランス取ると変わるの??
って思ってるでしょ・・・
まぁ、そういう人・・・多いよね。
そんな人は、まず自転車をスタンドに掛けた状態で、アウタートップ(一番重いギヤ比)にして、
思いっきりリヤホイールをブン回して見てください。
ホイールの回転に合わせて、各速度域でフレーム全体が振動しませんか?
前後に揺れたり、上下に振れたり・・・ブルブルするでしょ?
で、ウェイトの変わりに、1円玉とかワッシャーとかを使って、セロテープで貼り付けつつ
バランスを取ってみてください。
で、そのセロテープ状態のままホイール嵌めて、もう一度ブン回して見てください。
あ、剥がれないようにちゃんとくっ付けてね~、あと出来れば空気抵抗になりにくい貼り方で。
ちゃんとバランスが取れてると、かなり振動が減ってるはずですから。
もうコレはやってみた人しか分からない変化です。
でも、高速巡航や長い下りでは、ほとんどの人が体感できるほど変わりますよ?
何事も知識として知っているのと、体験として知っているのでは、まるで違います。
何事も一歩を踏み出すことが出来るかで未来が変わります。
ふーん、と思ったらまずやってみる。
で、自分にとって必要かどうかを判断すればいい。
つーことで、是非、お試しあれ(°∀°)b
同じエリートの赤いアクセントのヤツに。
うーん・・・黒いボトルと白いボトル・・・
どっちが似合う??