真剣か否か? | インターネットとメディアPRを活用した≪集客ing≫

インターネットとメディアPRを活用した≪集客ing≫

グローバル・サイバー・プランニングのブログです。インターネットとメディアPRを活用して集客を行なう≪集客ing≫のプランのご紹介の他、実例などをご紹介してゆきます。

 インターネットが普及する前と後では、多くの業界の図式が大きく変わりました。


私は会社勤めをしている時にサイドビジネスから始めて、会社勤めとサイドビジネスの二足のわらじを経て独立をしたのですが、私がサイドビジネスをしていた頃は、インターネットはまだ一部の人たちがやっているだけで、多くの人たちはインターネットにまったく関わりがありませんでした。


そのような時代でしたから、サイドビジネスをするにもある程度の資金が掛かり、それなりの覚悟を持ち、リスクを負わなければサイドビジネスといえども簡単に始めることはできませんでしたあせる


広告を出すのも、ダイレクトメールを送るのも、ましてや店舗を出すのもある程度の資金が必要となります¥



法人を設立するのでも最低300万円の資金が必要で、サイドビジネスをするのでも、会社を設立するのでも、大きなプレッシャーがあり、真剣に取り組まなければ大きなマイナスを抱え込む恐怖を感じながらサイドビジネスに取り組んでいました。


しかし、インターネットが普及し、商法が改正されて法人が設立しやすくなった今では、以前のようなプレッシャーも感じる必要もなくサイドビジネスをやることができ、法人も20万円ほどあれば設立することができるようになりました。


インターネット普及のおかげで“週末起業家”が手軽にでき、メディアの範疇も大きく広がり、コメンテイター・評論家・アイドルなどの幅も広がり、商法改正のおかげで“社長”のハードルもとても低くなりました。


もちろんそれは良い事が多くなったと思いますが、手軽にできる反面、“真剣じゃない人が多くなった”ように感じます。


いかに楽をして、費用をまったく掛けずに副収入を得たいサイドビジネス実践者、“社長”という肩書きだけで有頂天になる代表取締役、インターネットにアイドルとして発信した時点で自分が人気者のアイドルと勘違いをする痛い人、ネットでコメントをしただけで地位があると勘違いする評論家 etc・・・あせる


これらは、実際に私が遭遇した人たちですが、その人たちに共通して言えることは、“異常なほど真剣さが感じられない”ということでした。


まるで、趣味で社長やアイドルや評論家をやっていて、その反面それなりのプライドがあり、プライドだけは真剣に取り組んでいる人と変わりないという、少々やっかいな意識を持っている人が多くなったと感じますダウン


その人の意識が真剣か否かは、直接話したり、ネットを通じて見たりすればすぐに伝わります。


インターネットの普及、商法改正に伴い、過去に様々なハードルが高かったものがとても低くなったことに伴って、以前のように真剣に取り組まなくてもやっていけることに関しては、時代の流れですから否定をすることはできません。


しかし、私個人としては、やはり真剣に取り組まない人とはパートナーシップを組むことはしたくありません。


今後、インターネットが無い時代、会社を設立するのに何百万円も必要とした時代は“歴史”となってしまうことでしょう。


自分の取り組んでいることに対して、必ずしも真剣でなくても良いことが普通になってくることでしょう。


しかし、真剣な人と、そうでない人の差が明確に出ることは今後も変わらないと思います。


インターネットが普及する以前に何かを始める時のプレッシャー、商法が改正される以前の“法人設立”という重さを私自身は忘れずに、何事に対しても真剣に取り組んでいきたいと思っていますDASH!