今年はもう終わってしまいましたが、毎年1月の第3日曜日に、リシュロンシュの村では、トリュフのミサが行われます。

「トリュフのミサ」っていったいなんだと思いますか?
まずは写真を見てください!

プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-ミサ


プロヴァンス発 南フランス暮らし365日-ミサひき


神父が神妙な顔でトリュフを見つめる絵づらは、ユーモラスではありませんか。

この日、村人たちは村の中心の教会に集まります。
そしてトリュフハンターたちが、献金かごにお金ではなくトリュフを入れ、それをオークションにかけ、教会に寄付するのです。

この教会の守護聖人は、トリュフの守護聖人アントワンヌ。豚をひきつれている、なんとも微笑ましい聖人です。

主催は、いくつもの、La confréle des chevaliers du Diamont Noir!(トリュフの信心会)

ただ教会に”奉納”するだけでなく、お金に換えて村に具体的に貢献するというところが、現実的なフランス人ならでは。

しかし、連綿とこのようなミサが行われている小さな村が存在するところに、プロヴァンスの魅力はあります。

トリュフのセゾンは3月まで続き、2月の27日(日)には、リル・シュル・ラ・ソルグでトリュフのお祭りがあります。



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