まあ、でも…。
日本人の民族性を冷静に考えた時に、ユーザーの意見を吸い集めるツールとして、結果論ではあるけれどこれ程適した形も無いでしょうね。

例えば、雑誌に付いてくるアンケートハガキ。
例えば、洋服のタグに記載されているお客様サポートセンターの番号。

実際にこれらを利用する人って、意外と少ない。
それが必要となった時、他には気が向いた時くらいなものでしょうか。

最近では、読者アンケート等もネットを通じて行われる形が増加し、気楽に発言出来るようになりました。
その応用形として、ブログやSNS掲示板の“利用価値”が企業にとっては存在すると考えれる訳です。

更に書くと、
「表立ったアンケートの形では発言出来ない意見」も、
「ブログや掲示板と言う匿名性の高い仮想現実では容易に発言出来てしまう」
こんな精神的裏事情も垣間見えます。

ここに、日本人の民族性に於ける欠陥の一つである「気恥ずかしさ」と「自己顕示欲の強さ」が指摘出来ます。

例えば、アメリカでは市民レベルでの議論が当たり前ですから、企業へ電話をかけてクレームを入れるのも企業からすれば当たり前。
そのやり取りをゲーム感覚で楽しむ企業もあるくらい。
同時に、クレームを入れるのが生き甲斐な人も居るんですね。

他にも、道に迷ったら躊躇なく他人に道をたずねる民族性も有ります。
ところが、日本人にはあまりそういったことが無い。

海外の企業に言わせれば、「日本人ほど気難しい人種は存在しない」とか。

…まぁ、この点については納得です。

気恥ずかしさ故か、
誇りを確立出来ない故か、
朝鮮海峡の向こうに産まれなかったこと、これがどれほど幸運なことか。

こんなに素晴らしい国に産まれておきながら、“誇り”を持てない愚かさ。

そのせいかどうか、日本のネット掲示板は荒れる傾向が目立つそうです。
私はこれに同意します。

「普段から発言し、臆することなく議論を交わせば良いものを、自らの弱さ故に頑固になって孤立していく。
そこには知性の欠片も無ければ、汚い言葉で罵りあう醜いキモオタが数匹いるだけ。」

特に、ゲーム等のサブカルチャーや表現力を必要とする分野は、
人によっては、
「自己顕示欲や自己満足感を非常に高い水準で満たすこと」が可能となりますので、これに味を占めた
“体は大人、精神は子供の人達”が必ず出現してくるんですね。

同じ例えでも、名探偵コ○ンとは雲泥の差ですね…。
“寄生する”と書いたほうが理解しやすいでしょうか。


“音ゲーのリザルト貼り付け報告”や“クリア状況報告”。
“段位自慢”なんかは、その残念な人達の代表例であり、
「自ら考える事を停止している」と言っても過言ではないでしょう。
(正確には、その70%は抑圧された存在とも言えます。
残りの30%は、真性ドMで空気の読めない馬鹿です。)

(※)クリア状況報告、段位自慢、リザルト貼り付けとは…。
音ゲー等のクリア状況等を写メでアップし、無機質に書き連ねる可哀想な人のこと。
そこには、わざわざ読んでくれる人様に対しての一片の気遣いも無く、有るのは
・「主役になってただチヤホヤされたいだけ」
・「自分の薄汚れた欲心を満たす為に、他人と比較して見下しては安心感(自己満足)を得ようとする」
…彼らには、これらの醜い自己顕示欲が前提に存在しています。

そこに、
・「自慢する以外にコミュニケーション能力が無い」
・「精神的にガキ」
この要素が加わっています。
厄介者です。苦笑。

他人にとってみれば、可能性があり過ぎるゲームの結果など、ケツを拭く紙ほどの価値も無く未来への生産性もない。
だから、ゲーム報告行為しか出来ない人間のブログは常に虚しい。

多くの場合、これまた現実に居場所の無いような無責任な人間達が群れては、“生温い馴れ合い”を日夜演じています。
その証拠に、音ゲー報告に対してのコメントは、いずれも生温い無責任なコメントばかりが並びます。
(リザルト貼り付け報告も同意義)

※精神病理の観点から
いわゆる報告厨には、自己顕示欲が非常に強い人間が多い。
自己顕示欲は、別名「社会承認欲求」と呼ばれる。
社会に居場所の無い人間が居場所を作る為に、音ゲーの間違えた利用を行っている可能性が高い。


脆弱な精神しか持たない愚か者が何を勘違いしたのか、自己中心的な言動を最優先に行うために、
“自分に対し、少しでも異を唱える者を、考えも無しに無視するなどの行為で排除しようとする”のが特徴。

アメーバにも居る(音ゲーブログの約7割ほど)報告厨と呼ばれる人達は、内面が予測以上に脆弱であり、気に入らなければ逃げるか、もしくは相手を貶めるしか出来ない。
建設的な議論をしようともしない愚か者だと言っても過言ではない部分が有ります。

では…何故、文系脳人間にこういったキモオタが多く存在するのでしょうか。

それは、文系と理系では、考え方の根本的な違いがあるからなんですね。

続く