幼児と行く南ぬ島 八重山諸島 1 | protoplastico surfboards & designs  

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《娘と一緒にどこ行こう!》

ウチの娘も、もう2歳半。

飛行機は満3歳から子供運賃がかかってしまうので、旅行に行くならば、あと半年間です。

今年も昨年と同じメンバーで、バリ島へスパ & サーフトリップという話もあったのですが、

ちょっと目を離した隙にすぐにどこかに行ってしまう娘(前世はピンボールの玉かアポロ13号だったに違いない)が、迷子にも交通事故にも人さらいにも遭わずに、無事にバリから帰って来られるとも思えず、

それに、インドネシアは火山が噴火して欠航したりしているために、今はやめといた方がいいということになりました。


そこで、この夏から海に潜ることを覚えた私に、ダイバーの妻が提案したのが、八重山諸島。石垣島を中心に幾つかの離島を巡って、珊瑚の海をシュノーケリングをしてみたら、という案でした。

妻は八重山諸島の10の有人島のうち、与那国島を除く9つの島を制覇。石垣島は既に6回滞在という、ちょっとした離島マニアなのです。


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「石垣の海は綺麗だよ。竹富島の赤瓦の集落も南国情緒が最高だし。小浜島とか、ちょっと遠いけど波照間島とかね。」

「あー、まあ、潜るだけなら三浦の海で満足してるんだよね。ここら辺でも透明度高いし。魚も多いし。わざわざ石垣まで行かなくても。」

「いやいやいや、砂浜の色がぜんぜん違うから。本当に真っ白。それに星砂の浜はビーチ全体が星砂なんだよ」

「んー、石垣島ねー」

「石垣島からならば、船で西表島とかも行ける」

「えっ? 西表島、行けるの?」

「なんで?  西表島は行きたいんだ?」

「行きたいかどうかって、小学校の時からずっと行きたかったんだよ。『わくわく動物ランド』で千石先生を観てからもう30年以上。イリオモテヤマネコとかセマルハコガメとか固有種の宝庫だし。小さなサソリもいる。マングローブ生態系とか、ヨナグニサンとか」

「それにサーフィンも出来るよ、石垣島は」

「はっ? サーフィンできるの?」

「西表島でもできるし。知らなかったの?」

「うん、知ってた(ウソ) 断然、離島めぐりがいいよ。というか、西表島に行きたいです」


ということで6日間の八重山諸島トリップが決定したのでした。


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《あとは天気だけが心配》

とはいうものの、今年はやたらと台風が多い年で、8月末には観測史上最大規模の台風、15号が石垣島で風速71メートルを記録。

旅行の前の週には、台風21号が与那国島で瞬間最大風速81メートルを記録し、その後も爆弾低気圧が列島を覆って大雨被害をもたらし、さらには台風22号、23号が同時に接近してきているという状況でした。

さて、本当に石垣まで行けるのか?
行っても台風の被害でボロボロじゃないのか?
飛行機が欠航せずに無事帰って来れるのか?

という心配のなかで、

結果としては、台風の進路が反れて6日間晴れ続け、西表島で1時間だけスコールに降られたのみという、強烈な運の強さなのでした。


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休みの予定が合わずに日程を一週間変更しなければ、ほんとうに台風が直撃でしたからね。ピンポイントで台風と台風の合間を縫った感じです。

台風が来ていなくても洋上の波が高いと、離島への船が欠航してしまうようですし。

晴れ男、晴れ女って本当にあるんですね。バリ島旅行の時も同じメンバーでまったく降られませんでしたから。

娘に日本で一番美しい空の色を見せることができて良かったです。

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《飛行機はもうお手のもの》

娘は2歳半にしてバリ、北海道、石垣島とこれが3回目の飛行機ですから、あまり心配してはいませんでした。

搭乗前にとりあえず遊ばせるだけ遊ばせて、


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あとは、機内ではグッスリ。


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そして旅行中の移動は、移動具 & 逃げ出させないための拘束衣がわりの《ベビーキャリー》


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やはり、今回もベビーキャリーは大活躍です。

娘の体重が13キロなので荷物を含めると20kg近くになるのですが、それでも空港内をあっちこっち走り回られることを考えると、担いだ方がずっと楽。

今回はこれを使って西表島の原生林を娘とトレッキングする予定です。

しかし、ずいぶん重くなったなあ。

乗せた状態で足が地面に付いてしまっているので、バタバタやるとキャリーごと倒れてしまいそう。

子供の体重が20kgになるまで大丈夫とのことですが、その前にパパの体力の方がダメでしょうね。頑張っても3歳までかな。




次回は西表島の自然を紹介します。