「トリクル・ダウン理論」という理論がある。
富める者が富めば、貧しい者にも自然に富が浸透するという理論である。
戦後の日本政治はこの理論に基づいて、世界と肩を並べられる会社を官民一体で行ってきた。
まさに明治時代の富国強兵である
ソニー
トヨタ
パナソニック
が誕生した。
戦後60年日本の企業は、会社と働いている勤労者の間の相互理解のもとで強調しながら、育ってきた。
そして workerも生活水準が向上してきた。
私が大学を出て、社会に巣立ったころは
まさに
その絶頂期であった
だから、オイルショックにも耐えてきた。
企業がworkerを守ってきたからである。

今、成長し世界進出していった大企業が、日本にもどってきた
米国の自由資本主義と株主優遇という考えをつれて

自民党は今でも、信じているのだろうか
大企業が繁栄すると、中小企業も復活し、かつてのような経済成長を望めると
信じているのだろうか
「トリクル・ダウン理論」という幻想の元に

眼を覚まして
周りを見て御覧なさい
貧困と生活不安であえいでいるひとを
彼らを大企業が救ってくれるとまだ信じているのだろうか

世界は大きく変わり
取り残されるのは
弱者
そして
政治家ではないのだろうか