Hi/Lo切替え式 プロジェクターLEDヘッドライト発売開始です。 | プロテックSTAFFブログ

Hi/Lo切替え式 プロジェクターLEDヘッドライト発売開始です。

プロテック 営業部ムランティーノです。

突然ですが、あなたのオートバイのヘッドライト暗くないですか?

特にノーマルLEDヘッドライトにお乗りのオーナーさん?

 

2016年最後の最後でこんな新製品を作っちゃいました。

アレ?これってLEDフォグじゃないの?って声が聞こえてきますが、

実はこれHi/Lo切替えが可能なプロジェクターLEDヘッドライトなのです!

Hi/Lo切替え可能なプロジェクターヘッドライトと言えば'09~'14 YZF-R1が有名ですね。

 

しかし、ZZR1400やZX-14R、YZF-R6などのプロジェクターヘッドライトは、
Hi/Loの切替えが出来ない仕様でHi側、Lo側にそれぞれ分かれて装着されています。

ハロゲンバルブを採用しているプロジェクターは内部の反射板に照射させているので、単独でHi/Loの切替えが出来ないんです。

R1はプロジェクター内部にHi/Loを切り替える電動の仕切り版が入っています。

 

余談ですが、純正ハロゲン球のプロジェクターライトにLEDを入れて車検が通らないのは、

反射板とLEDチップの位置関係の相性が悪いからなんです。

見た目明るくてもヘッドライトテスターで検査すると光度が低く検出されてしまいます。

 

話を戻します。

今回、開発した商品はそんなプロジェクターにLEDバルブを入れて車検に通らなかったのが、

ちょっと悔しかったので車検に通るプロジェクターLEDヘッドライトを作っちゃえって事で開発しました。

 

 

 

どうです!?
ちゃんとHi/Loが切り替わっているのが分かりますよね。

しかもヘッドライトテスターにて最高光度を測定すると26,000カンデラが出ました。

車検基準値は15,000カンデラですから楽々クリアーです。

 

さて、このLEDライトの使い方ですが、まずは冒頭で言いましたノーマル標準のLEDヘッドライト車にオススメです。

何せノーマルLEDがあまり明るくないって声を聞きます。

そんなに言うほどなのか?って思うんですけど、私ムランティーノは通勤で乗っているPCXにLEDバルブを装着しています。

通勤で新型のLEDヘッドライトのPCXを見かける度にライトの中は明るいのに路面の光はそうでもないな~って思ってました。

 

ある日の夜の帰り道で赤信号で停車した時、新型PCXと並んで路面を見たら、

自分のPCXの方が断然明るくて新型の方は点いていないんじゃないかって思うほどの暗さでした。

 

自分が新型だったら許せない事態です!

残念な事にノーマルLEDを明るくする手段は今のところないので増設が1番の改善策です。

一応言っておきますが法律違反にならない様に増設してくださいね。

ヘッドライトは1度に点灯して良い数はHi/Loそれぞれ2個までです。

 

他の使い方としては、XRやWR、DRZなどのスーパーモタード車のヘッドライトや、ハーレーにも似合いそう。

そして個人的にオススメなのはサイタニヤさんのYZF-R25用のR1外装のヘッドライトとして使用する事です。
現在、推奨ライトはLEDドライビングライトになってますが、これは2灯装着してHi/Lo片側ずつ使用します。

今回の新製品を装備すればLoビーム2灯点灯になって更に明るくなりますね。

 

こちらが製品の構成部品になります。

Hi/Lo切替えなのでコントローラーユニットが別体式となっております。

価格は¥26,000(税抜)

Hi/Lo切り替え式の為上方向の指定がありますので、取付けるネジの方向が4種類あります。