GSX-S1000FにH7 LEDヘッドライトバルブを取付けしました。 | プロテックSTAFFブログ

GSX-S1000FにH7 LEDヘッドライトバルブを取付けしました。

プロテック 営業部ムランティーノです。
サイクロンシリーズLEDバルブ をSUZUKI GSX-S1000Fに取付けました。
使用したのはNo.65029【LB7-S】20w 6000ケルビン¥15,800(税抜)です。

 

 


早速取り付け方法をご紹介します。
まず取り付けには左右のアンダーカウルの取り外しが必要です。
取外すネジやプラリベットが多く手間が掛かりますがこれを乗り越えないとLEDバルブが装着出来ません。

左右のアッパーパネルを取り外します。
赤い丸で囲った部分のネジ2本とメーター下のプラリベットで固定されています。

 

メーター下の両サイドに見えるプラリベットはセンターを押すと外せます。
アッパーパネルは数箇所ツメがありますので折らないように気をつけて外します。

 


アンダーカウルやアンアダーカウルを固定しているネジやプラリベットを外します。

白丸で囲った5本のネジを外します。※右上の丸にはネジが2本あります。

 

赤い丸で囲ったプラリベットを外します。

 

このプラリベットは物影に隠れています。よ~く探さないと分かりにくいですよ~。

 

 

アンダーカウル内側のこの部分はプラリベットのみ外します。

 

 

アンダーカウルの銀色の2か所のネジを外します。

 

車体からアンダーカウルを外した後にアッパーカウルを外します。

アッパーカウルはスピードメーターを先に外して手前に引っ張れば簡単に外れます。


ネジは場所によってバラバラですのでどれがどこのネジか間違えないようにしてください。


ここからがLEDヘッドライトバルブの取付け方法になります。

 

ヘッドライトキャップを左に回して外します。
キャップにはヘッドライトとポジションランプ用の配線が通っています。

 


画像の様にキャップ裏で一旦配線を切断してキャップから引き抜きます。
こちらはLoビーム側です。ヘッドライトの(+)が白、(-)が黒/白です。
茶色はポジションランプの(+)です。

 

 

切断した配線にギボシを圧着します。
こちらはヘッドライトの内側に入っている配線です。

茶色線はポジションランプの(+)で黒/白は(-)です。

 

こちらは車両ハーネス側の配線です。

左から、白:Loビーム(+)、茶:ポジションランプ(+)、黒/白:(-)、

青:LEDコントローラー(-)、赤:LEDコントローラー(+)

※黒/白の(-)線はLEDバルブのコントローラユニットの青線と一緒にギボシ端子を圧着します。

 


ノーマルバルブを外してLEDバルブを取り付けます。
バルブを固定するスプリングフックは特殊な形状です。

フックを固定しているプラスのネジを外してLEDバルブを挿入後に

再びフック固定用の金具を取り付けし直します。

 
LEDバルブのフランジにはUPの刻印がありますので上に向けて取り付けます。
 

 

 
 
ノーマルのバルブキャップは使用できません。
別売りの75mmゴムキャップを使います。品番:15194 【LB-OP03】 ¥1,200(税抜)

ゴムキャップをLEDバルブに取り付けます。LEDバルブ後部には導熱グリスを塗ります。
LEDバルブの青、白の配線と、ポジションランプの茶、黒/白の配線を外に出します。

ゴムキャップの縁にゴム系ボンドを塗るとヘッドライトの密着性が上がって防水効果があります。

 


電動ファンをLEDバルブに取り付けます。

時計回りに密着するところまで確実に絞め込んでください。


コントローラーユニットはヘッドライトの上に貼り付けます。
 
コントローラーと車両側ヘッドライトハーネスを接続します。



アンダーカウルを元に戻して作業終了です。


画像左:ノーマルハロゲン球            画像右:LEDヘッドライトバルブ
  
消費電力はノーマルハロゲン球55wに対してLEDはわずか20wです。
逆に明るさ倍以上の体感が得られます。
 
2020年(令和2年)7月1日以降に製作された自動二輪車の車検における前照灯試験機による審査方法を、
現在の走行用前照灯(ハイビーム)による審査方法からすれ違い用前照灯(ロービーム)による審査方法へ変更されます。
ロービームでの光軸調整を行い測定しました。明るさ、光軸共に基準クリアーとなっております。


取り付けはカウルの脱着作業がちょっと面倒ではありますが、一回きりの事なので
それさえクリアしてしまえばノーマルをはるかにしのぐ明るいヘッドライトに生まれ変わります。