みなさんこんにちは。
今回は230グロリアのパワーウィンド修理を御紹介させていただきます。
オーナーさん曰くここ数十年リアのガラスが動かないとのことで
半ば諦めていたようですが相談を受けましたので早速調べることに、、、、、。
まずは内張りを外し電気系を調べていきます。
モーターまでちゃんと電気は来ていましたので、モーターの故障若しくはレギュレターの故障と断定しガラスを外しレギュレターとモーターを取り出します。
犯人が見つかりましたモーターシャフトがサビでやられて見事に固着していました。
部品が出ればモーターを交換したいところですが、やはり製廃で出ませんので
現物修理で対応してみます。
42年程経過した車ですが室内部品のため意外と外見はきれいです。
それにリアガラスの開閉は使用頻度が少ないせいでレギュレターの状態もまずまずの状態でした。
それではモーターを分解しO/Hしていきます。
無事シャフトも外れモータをO/Hしてレギュレターも洗浄グリス塗布して軽く動くようにして組み付けていきます。
これで長期に渡るリアガラスの封印を解ききちんと開閉出来るようになりました。
動きもすごく早いです。
F左ガラスの動きが遅かったのでにここも直しておきました。
これからは頻繁にガラスの開閉をしてあげてください。