原発は発電量の約2倍のエネルギーを、廃熱として捨てて温暖化を推進していた | KNのブログ

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原発は発電量の約2倍のエネルギーを、廃熱として捨てて地球温暖化を推進していた


原発は大量の冷却水を必要とします。今回の事故で、皆さんよく分かったでしょう。

高温(海水温+7から8度)になった大量の温水を海に排出しています。
原発は、地球温暖化に直接貢献しています!
  ※浜岡原発での数字から計算すると、発電量100万キロワット当たりで
   60~70トン/秒の大量の海水を取水して、それが7~8度熱くなって
   同じ量を海水に戻しています。(←毎秒ですよ!)


原発は、発電量の約2倍のエネルギーを、膨大な量の温排水などの形で廃熱として捨てて海水温を上昇させているのです。
その上、海水温度上昇により、海水中に溶けている二酸化炭素を空気中に放出させています。

原発は二酸化炭素を出さないとか環境に優しい、とかいうのは大嘘です!
発電効率も、石油火力はもちろんだが、石炭火力の方が原子力よりも少し高い!
  ※私は、二酸化炭素は地球温暖化の原因ではないと思っていますが・・・
  ※最新の石炭ガス化複合発電では、より高い発電効率であり、石油火力と
    ほぼ同等のCO2排出量のようだ


その上、放射性廃棄物については(ある程度冷めるまで)まず数十年以上冷やし続けねばならず、その後も、数万年も放射線を出しつづける「高レベル放射性廃棄物」等を厳重に管理していかねばなりませんが、これらのコストが現在のコスト計算に入っていません!


今回の事故で国民のみんなが分かったように、いったん事故が起きれば、
原発事故は大規模な放射能汚染を引き起こします。
複雑で脆弱な冷却システムを動かし続けなければ、事故が拡大するのです。
今回の事故のように、汚染が一定レベルを超えると強い放射線のために近づくことが
できないので修理もできず、汚染は拡大し続けています。(2カ月たっても!)
放射性物質は広い範囲に拡散し、しかしそうして放射能汚染されたもの(土壌や水も)は捨てる場所もありません。汚染度が高い場合には、それが何十年も続くのです。


参考にしたもの:
これが浜岡原発だ - 浜岡原発リポート
http://sites.google.com/site/hamaokareport/hamaoka-npp

原発は温暖化にも貢献している - WikiForJ
http://gospel.sakura.ne.jp/wikiforj/index.php?%B8%B6%C8%AF%A4%CF%B2%B9%C3%C8%B2%BD%A4%CB%A4%E2%B9%D7%B8%A5%A4%B7%A4%C6%A4%A4%A4%EB
 (URLの見た目は、http://gospel.sakura.ne.jp/wikiforj/index.php?原発は温暖化にも貢献している)

原発依存から脱却するために
http://www.kawamotoganka.com/documents/no_nuclear_p.pdf