民放連の東京オリンピック招致アンケートは情報操作か? | KNのブログ

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この件を初めて知ったのは、きっこのブログ(世田谷通信)からだ。


(引用開始)
6/7 「民放連の世論調査に情報操作の疑い」(世田谷通信)
   http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2009/06/post-2c5a.html
6月4日の世田谷通信で、民放連が行なった「ラジオ・オピニオン2009」の「東京オリンピックの招致」に関するアンケート結果を発表したが、これが悪質な情報操作の末にリリースされた結果であったことが分かった。このアンケートには、実際には9513人の回答が寄せられていたのだが、そのまま集計すると、オリンピックの招致に「賛成」が3378人で35.5%だったのに対して、「反対」は5738人で60.3%と、圧倒的に「反対」の回答が多かった。しかし回答者をラジオリスナーとリスナー以外に分けた場合、リスナー以外に「反対」の回答が多かったため、集計事務所ではリスナー以外の3417人の回答を反故にして、ラジオリスナーの回答のみをあたかも全回答であるかのように発表していた。「このアンケートを何で知りましたか」という設問で「友人、知人から」等にチェックをした人たちの回答は、すべてアンケート結果から除外されていたのである。民放連が誰からの圧力に屈してこのような情報操作を行なったのかは分からないが、世田谷通信ではこの事実をIOC(国際オリンピック委員会)へ報告し厳正な対応を求めたいと思う。(2009年6月7日)


★ラジオ・オピニオン2009の正式な集計結果(PDF)
 ↓
  ラジオ・オピニオン2009の正式な集計結果(PDF)
   http://nab.or.jp/index.php?plugin=attach&refer=2009%C7%AF05%B7%EE26%C6%FC%20%A1%CA%CA%F3%C6%BB%C8%AF%C9%BD%A1%CB%A1%D6%A5%E9%A5%B8%A5%AA%A1%A6%A5%AA%A5%D4%A5%CB%A5%AA%A5%F32009%A1%D7%A1%E32016%C7%AF%C5%EC%B5%FE%A5%AA%A5%EA%A5%F3%A5%D4%A5%C3%A5%AF%BE%B7%C3%D7%A4%CB%B4%D8%A4%B9%A4%EB%A5%E9%A5%B8%A5%AA%A5%EA%A5%B9%A5%CA%A1%BC%A5%A2%A5%F3%A5%B1%A1%BC%A5%C8%A1%E4&openfile=press.pdf

(引用終了)

1.これに関して、実際にラジオを聞いていた人によると、
   番組放送中に、リスナーのメッセージや誘致の是非の統計が発表された。
   誘致に賛成が3割弱、反対が6割強!!

  だったそうだ。たぶん、これは間違いないだろう。(全部の合計数字として)

  回答者の中から抽選で101名様に、\1,000-のクオ・カードが当たる
  アンケートだったそうだ。


2.一方、民放連による調査結果の報告書(=上記PDF)によると、
   ・集計対象: -在京ラジオ局での告知をお聞きになったリスナーの方
            -各社ホームページでの告知をご覧になった方
   ・集計実数: 全参加者は9,513名であったが、
              -ラジオの番組を聞いて知った  または
              -ラジオ局のホームページを見て知った
            と回答した方を集計対象とした(男性4,360名、女性1,736名)
            のだそうだ。

   報告書の中では、1ページめでラジオリスナーの範囲を、この2条件のどれかを
   満たす人だとして範囲を設定している。

  (疑問1)
     普段ラジオを聞いているが、知ったのは友人・知人からorネット上から
     というような人は、この調査結果で言う「リスナー」とはされないのであろう
     か?

     きっこのブログ(世田谷通信)によると、「このアンケートを何で知りましたか」
     という設問があり、「友人、知人から」等にチェックをした人たちの回答は、
     アンケート結果から除外されていたことがわかる。
     実際にアンケートでどんな設問したのか確認しようとしたが、ネット上には
     魚拓が残っていなかったので、確認できなかった。

  (疑問2)
     5ページ目に、ラジオリスナー以外の方3,417名の内訳が出ているが、
     それが極端に「反対」が多いのだ。本当にそうなのか?
        ・賛成             352名   10.3%
        ・どちらかといえば賛成  173名    5.1%
        ・どちらともいえない     94名    2.8%
        ・どちらかといえば反対  491名   14.3%
        ・反対            2307名   67.5%
     ラジオリスナー以外では、8割以上の人が反対の側なのだ。
     ラジオリスナーの人と、ラジオリスナー以外の人でこんなに比率が
     違うのは通常考えられない。(何かおかしそうだ)

  この2つの不可解な現象から、都合のいいように「対象から除外」したこと
  のみならず、内訳の改ざんの情報操作が疑われる。

3.そもそも、2016年の東京オリンピック招致は必要なのか?
   オリンピック招致の正当な目的としては、
       ①地域活性化
       ②お金を落とす(経済効果など)
   が考えられるが、大阪でやるならこれらの目的も理解できるが、
   既に東京に1極集中している日本では、①②はありえない。

   そうすると考えられるのは
       ③利権により儲ける
   ということになってくる。
   東京オリンピック招致の目的はまさにこれではないのか?

   東京都はムダ使いせず、国民の生活が豊かになることをやって
   もらいたい。
      ・新東京銀行の不正融資問題 (石原のぶてるの秘書の関与も)
      ・筑地市場の移転問題
   など極めて不透明な問題がいっぱいある。(これらも利権なのだろうが)