脱原発には、大きく2つの流派がある。
ひとつは、山本太郎やうつけんに代表されるような、ナイーブな方々。
共産党や社民党と親和性が高く、まあ言ってしまえば、ある種のアカ。
環境原理主義と結びつくことも多く、脱原発とは元々何の関係もない「再エネ」ですべてが解決できると信じ込んでいる。
こっちは、わりとどーでもいい。
問題なのは、もうひとつのほう。
そう、小泉純一郎型の脱原発。
世界(アメリカ)のオイル・ガス利権を背後に抱えている、戦略的な脱原発。
原発が稼動していれば必要のない化石燃料代を、毎年3兆円、4兆円といったボリュームで日本から巻き上げるのが目的。
ついでに、排出権代も兆単位で取られるかもしれない。
これは、手強いよ。
プロパガンダも緻密だし。
少なくとも安倍・甘利の電力利権政権よりははるかに老獪。
都民たちだって、うまい具合に丸め込まれるかもしれない。
さあ、どうなるかねえ。