#2767 負担・2 | プロパンガス

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いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

1975年に公債特例法が制定されて以来、毎年(90~93年を除く)赤字国債を発行しながらバラまき続けた結果が、今の財政危機の原因そのものだ。

この危機を乗り越えるための“国民負担”は、誰が背負うべきなのか。

僕はこれを、今の子どもたちや、まだ生まれてもいない人たちに押し付けることは、到底出来ないと想う。

併せて、バブルとバブル崩壊に責任のない世代、つまり90年頃にまだ未成年であった世代にも、やはり負担させるべきではないと考える。

逆に言うなら、“国民負担”は、1970年以前生まれの世代で責任を持って処理しないといけない。

その中でも。

バラまきの恩恵を受けた世代こそが、まずは負担するのが筋というもの。

バラまきの恩恵を受けた世代=貯め込んでる世代。

それはなんてったって、60代、70代。

純貯蓄(貯蓄ー負債)が、どちらの世代も2100万円を超えている。

次が1100万万円の50代、200万円弱の40代と続く。(30代以下は、マイナス)
http://bit.ly/gdd6mi

膨らみまくった国の負債は、1950年以前世代が中心になって返済し、足りない分は1950-1970世代が補う。

1970年以降世代や未来の子どもたちに、けっしてツケを残してはいけない。

あ、“国民負担”の方法だけど。

まずは公的年金の放棄で。

ちなみに、合計特殊出生率が(丙午の1966以外で)初めて2を切ったのが1975年、66年の1.58を下回り「1.57ショック」と呼ばれたのが1989年。