#2679 生網 | プロパンガス

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僕が加入している生命保険は、ライフネット生命。

http://www.lifenet-seimei.co.jp/


僕はこの会社を、全力で(でも心の中だけで)応援している。


こんなにも志のまっすぐな会社、応援せずにはいられない。


僕たち生命保険の加入者が月々支払う保険料は、大きく分けて2つの部分から成り立っている。


「純保険料」と「付加保険料」だ。


「純保険料」というのは、保険金の原資になる部分。


たとえば僕が、死んだら1200万円受け取れる10年の定期保険に入ってて、その10年の間に僕が死ぬ確率が10%だとする。


僕(ってか、愛妻)が受け取る保険金の期待値は、120万円なので、これを120ヶ月で割った1万円が「純保険料」ということになる。


もちろんこんなに単純ではないけど、ラフイメージとしてはこれでおっけー。


ただ、この「純保険料」だけを徴収していたんじゃ、保険会社は運営していけない。


こういった契約を取りまとめていくためには事務経費がかかるし、いくばくかの宣伝広告費もかかるし、大手だと生保レディの給料も払わないといけない。


生命保険会社だって慈善事業じゃないので、いくらかは利益だって必要。


そういった保険の運営に付随して必要になってくるのが「付加保険料」ということ。


で。


既存大手生保は、保険料のうちいくらが純保険料で、いくらが付加保険料なのかということは、開示してこなかった。


開示してこなかったけど、保険数理の知識があれば純保険料はある程度まで推測可能なので、以前にも計算を試みた人は何人もいた。


それによると、生保会社や商品によってかなりバラつきはあるんだけど、純保険料1万円に対して、付加保険料が8千円~1万5千円ぐらいが一般的というコンセンサスだった。


ここまでは、僕も昔から知ってた。


ところが、知ってるだけで終わらなかったのが、このライフネット生命を立ち上げた岩瀬大輔さんと出口治明さん。

(岩瀬さんの本は1年前に紹介済み。http://bit.ly/ccBi3q


インターネットをフルに活用することで、この「付加保険料」を劇的に下げることができるはず。


生命保険がいちばん必要な子育て世代が、安心して生命保険に入れるように。


その一心で、ライフネット生命を立ち上げた。


その苦労の軌跡は、岩瀬さんのブログにも詳しい。

http://bit.ly/baBpf2


そのライフネット、付加保険料を単に安くしただけでなく、付加保険料率を「15%+α」と開示している。(たぶんαは0.1とか0.2とか、そういう数字)


ここまで付加保険料を下げることで、月々の保険料はどうなるのか。


僕の場合、大手既存生保と比べて、51%安くなった。


読者諸兄にもぜひ、お願いしたい。


ライフネットに加入して下さいとは言わない。


ぜひいちど、ライフネットのHPで見積り(1分もかからない)だけ出して、今払っている保険料と比べて欲しい。


もちろんその上で、今の保険を続けるという選択でもかまわない。


ただ、ライフネットのような生命保険会社が存在していることをより多くの人が知ることで、長期的には日本の保険業界がもっともっと良くなる気がする。


ちなみに、タバコを吸わない人で、人間ドックを受けて何も指摘されることがなく、各種検査数値もすべて正常値内に収まっているよう超健康優良体の場合には、5千万円までならアリコのほうが安い。


そういえば、このライフネット生命実現にも、谷家さんが深く関わってるんだよなあ。

http://bit.ly/cu4Abk


すごい人だ。