【※祝※出版決定】高柳さんありがとう
いつか、どこかで誰かが言った。
『会議は問題なく通りました。
直近で詳しく打ち合わせしましょう。』
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出版社の会議は昨日のはずだった。
夜、ずっと待っていたけど、電話は来なかった。
明けて朝。空は晴れていた。ぼくの目は腫れていた。
電話は来るだろうか。
就活のことを思い出した。
鳴らない電話を待つ時間は長い。
女友達のblogを思い出した。
そりゃあいじるわ。髪の毛。
卒業までに赤穂浪士の人数ばりに単位を残しているぼくは、
四年生なのに朝から2・3・4・5限。
髪の毛をいじりながら、無為に授業時間は過ぎていく。
午後にさしかかる頃には、頭がほとんど名古屋嬢のようになっていた。
坊主頭なりにね。
で、昼休み。
昼休みは独りで過ごす。
蒸れるのが嫌いだから。
そうです。ぼく、トランクス派です。
これを見ている中に早稲田大学第一文学部の方が、
いらっしゃいましたらどうか、お昼ご飯ご一緒してくださいな。
で、
13時に、鳴ったよ。電話が。
未登録の一般電話。
カルタの全日本チャンピオンのような勢いで、電話を取りました。
―はい、総書記です。
『こちら、ウィルコムサービスセンターの、高柳と申します。
本日お電話いたしましたのは10月の通話料金が現在…』
ガチャ。
空気を読んでください。高柳さん。
払いますから。
再び鳴るベル。
今度は警戒しつつ電話をとる。
auか?
『出版社ですが、例の件ですが…。』
どんなことばよりもぼくを奮い起たせた。
●
電話を切ってすぐにまた電話をかけた。
『はい、ワタミ高田馬場店です!!』
―えっと、宴会コース飲み放題。七人で。
広い席お願いします。
●
冒頭のことばは、出版社さんが、
『学外活動のススメ』出版プロジェクト
総書記ミウラに贈ったことばです。
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