iPhone 5からは、充電やデータ転送を行うDockコネクタの形式がいままでのものから一変して、とっても小さいものになり、名前は「Lightning」コネクタになりました。
Dockコネクタが変わってしまうと、これまでの周辺機器がまったく使えなくなるかというと、そうでもない。DockコネクタをLightningに変換する「Lightning - 30ピンアダプタ」が別売で用意されているので、これを使えば対応できる。しかし、周辺機器の形によっては、アダプタを装着すると本体が納まりきらないものもあって、使えなくなってしまうものも出てくるだろう。
最近のガジェットは小型化されているので、それにあわせた接続ケーブルとなると、どうしてもDockコネクタは横幅もとるので、スリム化させなくてはならなかったのだろう。それに、Dockコネクタ自体が誕生したのが9年前なので、機器の進歩には勝てなかったのは、仕方がないかと思う。
そんなLightningケーブルをiPhone 5の発売前にゲットしました。
iPhone 5の発表と同時に、AppleStoreで販売も開始されたので、思わず購入してしまったのだが、実物を見て驚いた。
かなり小さくて、まるでマイナスドライバーの先っちょのような感じだ。線の接触部分が剥き出しになっているので、大丈夫なのだろうか? と、ちょっと不安になってしまう……。
このLightningですが、8系統の信号をすべてデジタルで伝送する。しかもリバーシブルになっていて、向きを気にせず差し込める。これは、嬉しい。
あと、触ってみて気がついたのだが、ケーブルも細くなっています。
ちなみに左側がLightningケーブルです。
ちなみに左側がLightningケーブルです。
さっそく手元にあるiPhone 5のモックを使って差してみた。
Lightningの大きさですが、iPhone 4S本体のスピーカーやマイク部分が穴になっているが、そのサイズとほぼ一緒の感じだ。さすがに奥まで入れることはできないが、あのくらいの大きさだとイメージするとわかりやすい。
ちなみにiPhone 5本体にこのケーブルも同梱されているので、購入しなくても大丈夫ですが、いろいろなところでiPhone 5を充電するなら、1~2本は余分に持っていてもいいかもしれないですよ。