思いも寄らぬ方向へ流れていくと、思いを超えた軽やかな五感センサーのスイッチがONした、ここ数日。

自分のための覚書。

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始まりはいつもの丹生都比売神社。

金剛峯寺は翌日の大きな法要のため入れず。
こんなこと、初めて!
色鮮やかな幕がかかってました。

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壇上伽藍は清々しく、、

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奥の院の空海様の元までご挨拶に。

(ここまではいつもの流れの範囲内、いわゆる想定内)

ところが、満月を超えて、

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翌日はなぜか奈良へ行くことに。
それも明日香へ。
聖徳太子誕生の地と言われる橘寺。



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左近の桜、右近の橘。
見えるものの象徴の桜と見えないものの象徴の橘。

確かに香りは見えないものね。
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橘寺にあった二面石。

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良いお顔と悪いお顔!?
心の持ち方を表した飛鳥時代のもの。

右善面、左悪面と呼ばれているのだけど。
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私にはどっちも良いとも悪いとも思えなかったけど^_^;

でも、そういう善悪、正邪とジャッジするのは単に自分の物差しがそうなだけで、本質は善悪も正邪も1つ、単に裏表なだけだよねって、優しくわかりやすく教えてくれているようにも感じました。

飛鳥時代の先人が私たちに残してくれたのは、立派な建築物や仏像だけではないのですね。
ありがたい遺産です。


そして、目指すは法隆寺。
修学旅行以来!40年数年ぶりです。
ずっと行きたかったところだから行き先としてはとっても嬉しい!

重岡社長から授けられたミッションは、「法隆寺の弥勒菩薩様に会ってくるように」 

お隣の中宮寺の半跏思惟像は憧れの仏像の1つですが、今回は法隆寺の弥勒菩薩さまを指名されました^_^;
なので、寄り道はせずまっすぐに法隆寺へ。

国宝五重塔の東西南北の4面の物語をじっくり鑑賞。
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その後大講堂での光と風の祝福を受けて。

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この梅の香りを深くかぐ。

あ、かぐや姫ってここから来たの?とまた妄想しつつ。(笑)
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空海さま、聖徳太子のお二人に導かれてたどり着いた弥勒菩薩像の前で佇むこと、しばし。

そこで、私が「思う」のではなく「感じた」こと。
それが言葉にできないのだけれど、今の私への最大のいただきものです。

この「感じ」。

「思い」は「重い」で重力を持ちます。
「感じ」は「カ」と言う音がかるくて乾いてる!音が明るい!
なので、「軽い」に通じてる。

だから、そこで「思った」ことももちろんあるのだけど、それは私ごととして着地するときに「思う」のであって、いただいたものは100パーセント「感じたもの」。

軽さ明るさをもって感じ取れたこの「いただきもの」を大切にしたいなと思います。

そして、心ふるふる震わせたまま、夢殿へ。
6角形である意味が今はすこーしわかる気がしました。

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そして、弥勒菩薩様からのいただきものを胸に、いざ、京都へ。

そのいただきものを京都にいらっしゃる重岡社長へ届けに、でした。


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(旅はつづく)