3月11日。
生かされていること。
自分のチカラや意志を超えて、流されていくこともある。
生かされていること、それは間違いのないこと。
あの日の福島での体験。
その後の数日、みなが心配してくれたこと。
忘れない。
東京へ戻って感じたこと。
福島とのギャップ。
福島へのアンカリング。
4月の三春の滝桜。
あんなにさみしそうだった満開の桜は見たことがない。
足元にはつくし。一生懸命空を目指していた。
5月、ほこりだらけの津波の跡にたたずむ一人の女性の姿を見た。
それは、わたしだと思った。
7月、石巻ボランティア。
兄妹の笑顔、人懐っこさの裏の哀しみ。
生きていることは当たり前のことじゃない。
奇跡の積み重ねで生かされている。
今いる場所で、精一杯、生きようと思う
3月11日。