http://www.socialnetwork-movie.jp/
全世界で6億人に迫ろうかという登録があるというSNSサイトの
Facebook。
その立ち上げ前夜から、創設者らの確執による訴訟といったあた
りを描いたこの映画。
なかなか興味深く観ることができました。
おもしろいです v(^-^)v
冒頭から嘘みたいな早口でまくしたててます。
特に主人公のマークがそうなんですけど、他のキャラも同様の傾
向。
この点はわかっちゃいたけど、最初は 『んんっ!?』 と思います。
けれど これがすぐ慣れまして、むしろチャキチャキ進む様が、得も
言われるスピード感みたくなってて、なかなかよろしいのだ。
そんな言葉の多さに比して、字幕が絶妙の短さ。
IT関係の部分も含めて、翻訳には苦労したのではないでしょうか。
物語の方は観てのお楽しみとしますが、2つの訴訟に関わる係争
シーン(=『映画として描いている、今』)と、大学を中心とした描写
(=『過去』)がクロスしてます。
このあたり説明はないのですが、少なくとも 『2つの訴訟が同時進
行』といった認識で観ていれば、混乱しないと思うな。
相手と服装で違いがわかるのだけれど、最初は時系列的なことで
差異があるのかと勘違いしたよ。
映画で描かれたことがどの程度真実かはわかりませんが、少なく
とも主人公のマークは、普通に考えれば いけ好かない奴です。
映画としても、パートナーのエドゥアルドよりの視点になっていると
ころはあるかな。
でも 実のところは、天才型で、自分に正直で、ちょっと狭量で、そし
て世間知らずなだけだったのかももしれないな。。
そして人は変わるし、成長するもの。
ラストではそんなことにも思いを馳せる終わり方でありました。
ところで、途中で映画では初めて観る映像表現がありました。
写真で、風景なんかをジオラマのように写すってのがあるでしょ。
あれが出てきたよ。
なんでそんなことしたのか、意図はよくわかりませんが、面白いよ。
それと、何気に音が結構いいです。
クラブのシーンとかね。
も一つついでに書くと、向こうの人は見た目では年齢がよくわから
ないな~と思いました! σ(^_^;)