長男装う詐欺 73歳男性、新聞に包み100万円手渡す/川口
埼玉新聞 2/26(日) 22:35配信
25日午後2時50分ごろ、埼玉県川口市の無職男性(73)の家族から「父が手渡し詐欺で現金100万円をだまし取られた」と110番があった。
川口署によると、24日午前9時半ごろから数回にわたり、男性方にさいたま市に住む会社員の長男(49)を装う男から「大宮駅のトイレでかばんを落とした。会社の小切手が入っていた。100万円でいいから助けてくれないか」と電話があった。信じた男性は同日午後1時半ごろ、自宅付近の道路で、長男の知人を名乗る男に、自宅にあった現金100万円を新聞に包んで手渡した。翌25日、自宅を訪れた長女(46)に男性が相談してだまされたことに気付いた。
現金を受け取りに現れた男は20代で身長約170センチ、痩せ形。紺のスーツ姿だった。同署で詐欺事件として調べている。
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詐欺利用のIP電話停止…今夏にもルール
読売新聞 2/26(日) 6:15配信
振り込め詐欺などの「特殊詐欺」に使われる電話の大半がインターネット回線を使うIP電話となっていることから、総務省は今夏にも悪用された番号を停止できるルールを作る方針だ。
通信会社による停止の手続きを明確にして、不正利用に素早く対応することで、詐欺の被害拡大を抑える効果が期待される。
電話番号を停止できる条件などについて、総務省が警察庁と協議を始めた。最終的にIP電話回線を提供する事業者が警察の要請に応じて、特定の番号を使えなくする手続きを定める。
IP電話は契約時の本人確認が義務付けられていないため、携帯電話に比べて利用者がわかりにくい。さらに別の電話への転送サービスを使うことで、居場所の特定も難しくなる。
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78歳男性がキャッシュカード詐取被害 200万円引き出される 神戸
産経新聞 2/25(土) 16:22配信
兵庫県警生田署は24日、神戸市中央区に住む無職男性(78)がキャッシュカードをだまし取られ、現金計約200万円を引き出される被害に遭ったと発表した。詐欺容疑で捜査している。
同署によると、23日午後4時ごろ、男性宅に市職員を名乗る女から「医療費の還付金があります」と電話があった。その後すぐ、銀行員をかたる男から電話で「還付金の振り込みが終わりました。新しいカードを作るので古いカードを渡してください」と指示があり、午後5時ごろに自宅を訪ねてきた男にカードを手渡したという。
男は35~40歳ぐらいで、身長約165センチの細身。黒色の短髪にグレーのスーツ姿だったという。
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山口県宇部市では400万円被害も、オレオレ詐欺
宇部日報 2/25(土) 14:20配信
県警は24日、息子をかたるオレオレ詐欺とみられる不審電話の認知件数が今年に入り100件を超えたと発表した。宇部市内では21日、同様の手口によって市内の女性(80歳代)が約400万円をだまし取られた。
手口は▽息子の名前を名乗る▽風邪を引いた、病院に行く▽携帯電話の番号が変わった、もしくは壊れた▽会社のお金を使い込んだ▽女性を妊娠させた▽お金を特定の場所(県外)まで持ってきてほしい―などが典型だという。犯行グループは県内の高校の卒業名簿、同窓会名簿、電話帳などを利用して電話しているとみられる。
警察では不審電話があれば通報、警告メッセージ付き通話録音装置の活用、以前から知っている電話番号にかけて本人に確認することなどを呼び掛けている。