このブログではプライムイングリッシュの良いところばかり書いていますけど、
「でも、デメリットもあるんでしょ?」
とか
「そんな完璧な英会話教材なんて信じられない!」
と思う方もいるかもしれません。
...はい
おっしゃるとおり、プライムイングリッシュは素晴らしい英会話教材ですが、
決して「世界中の人全員が満足できる英会話教材」ではないと思います。
そのことについて正直にお伝えさせていただきますね。
私が実際にプライムイングリッシュを使って勉強してみて
「あ、ここはちょっと...」
と気づいたことですが、プライムイングリッシュでは細かい文法の勉強ができないんですよね。
例えば、
Heが主語だったら動詞の最後にsをつける。
過去完了形ではhaveを使って、その後に使う動詞は過去完了形にする、などなど。
こういう基礎的な文法って中学校の時に学びましたよね?
でも、今改めて聞かれると、
「ああー、確かにそういうのもあったよね!」
って感じで、ちゃんと文法を覚えている人って少ないかもしれません。
ちゃんとネイティブと英会話をするのであれば、基礎的な文法はちゃんと満たしておくことは最低条件です。
でも、
プライムイングリッシュでは、そういう細かい文法について重点は置いていないんですよね。
むしろ、
ネイティブの発音や実践で役立つ英会話表現に力を入れているので、
これまで英語に触れたことがない全くの初心者の方がプライムイングリッシュを買うと、
「げ!全然わからない!!」
って思ってしまう可能性はあります。
中学校で学ぶ過去形、未来形、過去完了形など、
「あれってなんだっけ?」
っていう状態からプライムイングリッシュで勉強したとしても、引き続き「あれってなんだっけ?」のままかもしれません(;^_^A
一応、これが私が気づいたプライムイングリッシュのデメリットになります。
これはプライムイングリッシュがダメな英会話教材という意味ではなく、
そもそものコンセプトやターゲットが違うという意味ですね。
プライムイングリッシュでは、よりネイティブに近くなれるようなスピーキングやリスニングに力を入れているので、逆に言えば、すでに学校で学んだようなガチガチの文法についてはそこまでフォーカスしていないってことです。
なので、
ガチの英語初心者の方の場合は、プライムイングリッシュで勉強をしながら、中学校レベルの英語のテキストを使って文法も鍛えたほうがいいと思います。
私も基礎的な文法についてはそんなにレベルが高くない高校受験用の英語のテキストを使って勉強していますからね。
これ、結構オススメですので是非試してみてください(*^o^*)