走水神社とヒーリングのブログを一つ前に書いてますが補足と続きです。
時代の流れってありますよね。
時代によって、また国によっても風習も違います。
同じ日本に生を受けても2000年以降の今と昔では考え方も在り方も違う。
オトタチバナヒメさまの時代と今のわたし達が生きる時代も大分違います。
物語を読むと自分を犠牲にしたという印象が強いですが、そう感じる方もおられるでしょう。
そうも受け取れますよね。どこにライトをフォーカスするのか?で受け取る波動が変わるんです。
と言うことを書きたくて日記にしました。
江原啓之さんも走水神社について色々書籍でも個人的なコメントにも書いているように走水神社はオトタチバナ姫さまの愛のパワーが溢れている聖地なんです。夫婦とは?女性とは?愛について深く内観させてくれる。
現代と時代が違いますし、起こる出来事が違うのでヤマトタケルノミコトさまやオトタチバナヒメノミコトさまと私たちの立場も役割も違いますし。
行動だけを見ると自己犠牲ではありますが。
時代も役割も違いますしオトタチバナヒメさまの思いは愛そのものです。
オトタチバナヒメの夫に対する愛はオトタチバナヒメの身を投げて助けたという物語を読み、行動だけにフォーカスすれば自己犠牲ですよね。
けれど、思いにフォーカスすると愛なんですよね。
素晴らしい愛のパワーを感じます。
もしも、行動だけにフォーカスしてしまうと言う場合は自己犠牲のエネルギーを意識してしまいますので、自己犠牲の方にフォーカスしてしまうようでしたら、アドバイスとしてはですが、今回のヒーリング走水神社のオトタチバナ姫さまのサポートのエネルギーは受けない方がいいです。
m(__)m
愛のパワーは届きますが、受けられる本人にとって自己犠牲の意味付けの理由になりかねないので。
例えば、テレビの電波塔からは常にそれぞれの番組の周波数を放っています。
キャッチするのは受信するテレビですが、見たい番組にチャンネルを合わせるから見たい番組をキャッチして、番組が写し出される。
時代が違いますが昔のテレビ、私が小さい頃のテレビはまだテレビの上にダイヤルがついているアンテナの機械をつけていてダイヤルを合わせる間はノイズが入ったりして雑音とかが入ってピッタリ見たい番組を観るまでざわざわしてました(笑)歳がバレますねアハハ
幼稚園位の時ですよ(;^_^A
ヤマトタケルノミコトの時代の海が荒れた原因は「海神の怒り」とありますが、日本にとっての英雄と言われるヤマトタケルノミコトではあっても、多くの人を殺しています。殺された人たちにとっては憎い相手となります。
その憎しみが、一団の怨霊となって心よからぬ海神の助けもあって、暴風雨を巻き起したものと言われています。
補足でした。
小桜姫神社のお話。
走水神社と小桜姫神社に行ってきました。
小桜姫は室町時代、北条早雲によって滅ぼされた三浦一族の嫡男・義光の妻だったといわれています。
三浦一族の滅亡後、小桜姫神社の所在地あたりで積もる苦労と重なる失望で病気になり、34歳でこの世を去りました。
小桜姫物語によりますと、小桜姫が亡くなるまで三浦家の墳墓の地を離れなかったことが、領地の人々の心に深い感動を与え、「小桜姫は貞女の鑑(かがみ)である」といわれ、小桜姫の死後に祠堂を立て神として祀られたとあります。
小桜姫は小桜姫神社のご祭神ですが、お社が当初は三浦のどこにあるのかが全くわからなかったそうです。
あちらこちらとたずね歩き最後に油壺の岩場の対岸に、神社と思われるたたずまいを発見し、漁師に頼んで渡してもらい、小桜姫が「ここがお社です」とお姿に接することができたとあります。
浜にいた古老も、小桜姫をお祀りしてあると言ったことでわかったそうです。
小桜姫を御祭りしている神社があります。
小桜姫がご祭神といわれる若宮神社。
オトタチバナヒメ・小桜姫の共通点は、「夫を大切にし、夫に尽くした女性たち」です。
そのような神社が存在して確認できてこそ、今、私たちはこうしてすばらしい書籍と小桜姫を知ることになりました。
『霊界通信・小桜姫物語』と言う書籍があります。
『霊界通信・小桜姫物語』では、オトタチバナヒメ・小桜姫お二人があの世での修行中、会ってお話している場面があります。
前にブログにも書きましたが、また書きます。
~オトタチバナヒメノミコトと小桜姫~
小桜姫とオトタチバナヒメノミコトには、「接点」があります。それは小桜姫が嫁いだ三浦家の領地内に走水神社がありました。三浦家ではいつも社殿を修理し、その他に心をくばっていたそうです。そのため、小桜姫も在世中に何回か走水神社を参拝していたそうです。
その頃からすでに、オトタチバナヒメノミコトに対する敬慕の念があり、「入水されるときのお氣持ちとはどんなものだったのだろう」と偲び、涙を流したと書かれています。
この本に書かれているヤマトタケルノミコトとオトタチバナヒメノミコトのご夫婦について、お2人のお見合いの様子や、ヤマトタケルノミコトの任務の際はオトタチバナヒメノミコトも同行していたこと。オトタチバナヒメノミコトは、ヤマトタケルノミコトからとても信頼されていたことなどが語られています。
2013年07月02日に書いていた小桜姫物語から一部紹介します。
幽界の指導者
小桜姫
いよいよこれから、こちらの世界のお話になりますが、最初はまだ半分足を地上に置いているようなもので、やはりシャバ臭い、お聞き苦しいことばかり申し上げることになりそうでございます。――なにそのほうが人間味があって返って面白いとおっしゃるか……。御冗談でございましょう。話す者の身になれば、こんな辛い、恥ずかしいことはないのです……。
これは後で神様から聞かされた事でございますが、私(わたくし)はや
はり、自力で自然に目を覚ましたというよりか、神様の御力で目を覚まして戴いたのだそうでございます。その神様というのは、大国主神様のお指図を受けて、新しい霊界(幽界)帰還者の世話をしてくださる方なのでございます。これについては後で詳しく申し上げますが、とにかく新たに幽界に入ったもので、こういった神様のお使い、西洋で申す天使(エンゼル)のお世話に預からないものは一人もございませんので……
幽界で目を覚ました瞬間の気分でございますか――それはうっとりと夢でも見ているような気持ち、そのくせ、何やら心の奥の方で『自分の居る世界はもう違っている……。』といった、微かな自覚があるのです。
辺りは夕暮れの色につつまれた、いかにも森閑(しんかん)とした、ち
ょうど山寺にでも寝ているような感じでございます。
そうするうちに私の意識は少しずつ回復しておりました。
『自分はとうとう死んでしまったのか……』
死の自覚が頭の内部ではっきりとすると同時に、私は次第に激しい興奮の暴風雨(あらし)の中にまき込まれて行きました。私がまず何より辛く感じたのは、後に残した、老いたる両親のことでした。さんざん苦労ばかりかけて、なんの酬(むく)ゆるところもなく、若い身上(みそら)で、先立ってこちらへ引越してしまった親不幸の罪、こればかりはまったく身を切られるような思いがするのでした。
『すみませぬ……。すみませぬ……。どうぞ、どうぞお許しくださいま
せ……。』
幾度となく私はそれを繰り返して血の涙に咽(むせ)んだことでしょう
!そうするうちにも私の心はさらに他のさまざまの暗い考えに掻き乱
されました。
『親にさえ背いてせっかく三浦の土地に踏みとどまりながら、私は遂に何も出来ずに終わってしまった! 何という不甲斐なさ……何という愚かな身の上……口惜しい……悲しい……情けない……。』
何が何やら頭の中はただごちゃごちゃするのみでした。
そうかと思えば、次の瞬間には、私はこれから先の未知の世界の心細さに震え戦(おのの)いているのでした。『誰も迎えに来てくれるものはいないのかしら……』私はまるで真暗闇の底無しの井戸の中へでも突き落とされたように感じるのでした。
ほとんど気でも狂ったかと思われました時に、ひょっくりと私の前に一人の老人が姿を現しました。
身には平袖(そで)の白衣のようなものを着て、帯を前で結び、何やら絵で見覚えのある天人らしい姿、そして何ともいえぬ威厳(いげん)と恩情との兼ね具わった、神々しい表情でじっと私を見つめておられます。
『いったいこれは何方かしら……。』
心は少々乱れながらも、私は多少の好奇心を弾(はず)ませずにはいられませんでした。
このお方こそ、前に私がちょっと申し上げた大国主神様からのお使いなのでございます。
私はこのお方の一方(尋常)ならぬ慈愛と導きによりて、辛(から)くも心の闇から救い上げられ、なおそのうえに霊的視力その他の能力を仕込まれて、どうやらこちらの世界で一人立ちができるようになったのでございます。
これは前にも述べたとおり、決して私のみに限ったことではなく、どなたでもみな神様のお世話になるのでございますが、ただ身魂(みたま)の因縁とでも申しましょうか、一人ひとりの歩むべき道筋(コース)は違います。
私などはずいぶん厳しい、険(けわ)しい道を歩まねばならなかった一人で、しかし、苦労もひとしお多かった代りに、他の霊達より早く明るい世界に脱け出ることにもなりました。
で念の為に申し上げて置きますが、私を指導してくださった神様は、お姿は普通の老人の姿をしておられますが、実は人間ではございませぬ。
つまり最初から生き通しの神、あなた方の(高級)自然霊というものなのです。
こう言った方のほうが、新しい幽界帰還者を指導するのに、まったく何の情実(人間的感情や情け)もなくて、人霊よりもよほど具合がよろしいと申すことでございます。
小桜姫物語続く
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