【伝説のPR職人】女性用ハンドバッグのネット通販業 | PRアイディア直売所 ~作って売るから安い~

【伝説のPR職人】女性用ハンドバッグのネット通販業

【伝説のPR職人】のハスカです。女性用ハンドバッグを主体としたインターネット通販業。いわゆる大手ブランドの高額品ととスーパーなどで売られる大衆品の間に位置するプライスラインを狙う。平均5-6万円がメイン商品。製造は外部委託の皮革専門業者。すべてオリジナル商品。店舗と販売流通網を持たないネット通販なので、現時点でのビジネスモデルの構築はない。これからマーケティグとPRが文字通り課題。I・H様、ご依頼ありがとうございました。社名と商品名は記載しませんでした。


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


[女性用ハンドバッグの通信販売業]


平均価格帯5-6万円の女性用ハンドバッグをインターネット通販するわけですが、Web販売のノウハウがまったくない。そのため、事業成功はマスコミ活用がポイントと思われます。マスコミ露出からWebに誘導してくるやり方。家族的な経営では予算も潤沢にないと思われますが、「できることから始めよう」の理解では本当は遅いのです。一に二にも製品のよさをわかってもらうリピーター確保が生命線。そのためにはハンドバッグのソフト(上手な使い方)が大切との観点から今回PRアイディアを出させていただきました


■現況10項目■


[01] 日本初の上質な革製品ブランドを立ち上げているところ。本社は東京都港区海岸。無店舗。販売

    はWebのみ。いわゆるインターネット通販。


[02] スタートの商品アイテムは、女性用ハンドバッグ、コスメポーチ。 「大人の女性」がターゲット。コン

    セプトは「凛とした生き方、洗練」

[03] デザイン開発室はベールに包んでおきたいところだが、実際には、私、○○○○と文化服装学院でファッシ

    ョンデザインを学ぶ友人と母の3名。建築を学んできた私○○○○の設計的視点(黄金比などを意識)・機

    能美+服飾デザインの角度から溢れるセンスや華+45歳の大人の女性の感性をエッセンスに加える。(若

    い頃はファッションデザイナー秘書、現在は当社の取締役でもある。)

[04] 金具、縫製、全て日本製。製造は、アウトソーシングで、浅草の一流の技術者のネットワークを使わ

   せていただく。”Made in Tokyo.” 


[05] 価格帯はハンドバッグ5万円~6万円が中心。 コスメポーチ19000円。 「本革」・「高品質」・「日

   本製」、だけど手が届く価格帯を実現


[06] 販売がWeb上だけなので、高品質な製品を実際に手にとって見ていただくことができない。知って

    もらう機会がない。イベントの開催なども、費用の心配から消極的。


[07] 製品化の段階では思いのほか革が余ってしまう。その革を使って、まずは老人ホームでの企画を

    考案中。

    案1)クリスマスにプレゼントを贈る企画。
    案2)革工房(革を使った簡単なクラフト)を開く。


[08] ボランティアに興味の無い学生もどんどん巻き込んで、 ネットワークを作っていきたいと考えてい

    る。特に、お洒落に目覚めている女子大生・女子高生。(一見、社会への問題意識とは無縁。)

[09] 海外のスーパーブランドの”イメージ”への憧れから、日本の技術力や社会への貢献を誇りにでき

    る、”心の豊かさ”への憧れを日本の女性に伝えたい。 (お客さん:「私のバッグと同じ革が、こん

    な風に使われているんだぁ。 こんな笑顔につながっているんだぁ。素敵だな・・・。」)


[10] スーパーブランドたちが、「老い」を許さず、華々しさを追求するのに対し、 グラネスは「老い」を負

    とせず、心から愛されるブランドに成長していきた い。一見乖離しているように思われる「ブラン

    ド」と「社会への貢献(特に 福祉分野)」を 両立させるのが目標。


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


■PRアイディア5項目■


[A] ひったくり防止のための「ハンドバッグ110番」


大切なハンドバッグを「ひったくれた」という話を新聞記事などで散見する。ハンドバッグなど皮革製品の専門家「皮革ソムリエ」を自負する○○○○さんとしては単に商品であるハンドバッグを売るだけでなく、「ひったくり防止のための賢いハンドバッグ管理術」なる使い方の領域までを、購入ユーザーに指南・指導する社会的責任があるのではないか。


実際に警視庁に出かけ、ハンドバッグをひったくれた事例や、被害にあった女性に逢って体験談を研究するなどして「ひったくれないためのハンドバッグ管理術」をWebなどに書き表し、ユーザー に啓発していく。「ひったくり防止のためのハンドバッグソムリエ」という新たな専門分野を社会的に確立する。


やがて、新聞や女性雑誌がハンドバッグ特集を組むとき、必ずや、監修的ポジショニングとして記事の文末に、専門家の話として挿入されるようになるだろう。そうなれば「勝ち」だ。ハンドバッグの第一人者として社会的に認められたのだから。まず、その道の第一人者になること、これPRの極意なり。ランチェスタ
ー戦略の「一点集中」「中央突破」に似ている。


また、保険会社と提携するなどして傷、盗難などに対する補償を行う。万一、ひったくりにあっても、「本革」で「上質」なバッグ、職人さんが一つ一つ創りあげているバッグだということを訴求するため届出があれば同品を返還提供する。


[B] 皮革製品ならこの人に聞け!のガイド役「皮革ソムリエ」


A案の解説ともダブるが、新聞や女性雑誌はハンドバッグ特集を組む時、監修者といいますか、その道についての専門家のコメントを必要とするもの。


現段階でそれをやるとすると、日本ハンドバッグ協会 http://www.handbag.gr.jp/  になると思いますが、もし、「皮革ソムリエ」を名乗れるだけの中身がある人が実在するならば必ずやその「皮革ソムリエ」に「まとめ」役をしてくれる人に白羽の矢があたるでしょう。


権威と伝統ある業界団体か、ハンドバッグのことなら何でも知っている個人スキルの高い専門家か、メディア編集者が人選に悩むぐらいの人に育って欲しいもの。とにかくハンドバッグの情報ガイド役「皮革ソムリエ」という専門家は、媒体からのニーズが高いことは間違いない。


プレスリリースを発行の際は皮革特集の際は、皮革ソムリエの○○○○にお声をかけてください」と記載して平素からセルフ・ブランディングとアプローチは続けていく。「皮革ソムリエ」をネット検索したらすぐに表示されるようにSEO対策も考慮していく。今のところ「皮革ソムリエ」の検索はないのでチャンス
といえます。


[C] 皮革の余り物を活かしたノベルティ「働く女性のための手帳カバー」

   の作成


工場で製造する際、皮革を裁断するときに切れ端などの余り物が発生する。それを手帳のカバーなどに有効活用する。参考にしたいのは、調味料メーカーの味の素がかつてノベルティとして提供し大反響を呼んだ「赤い手帳」 http://www.akate.jp/  (運営:味の素コミュニケーションズ)のそれ。


●赤い手帳は働く女性からの支持を得た
●ハンドバッグと手帳は補完関係にある
●気の利いた女性にぴったり!の手帳の開発


一部商品を除いて、基本的に全商品のお買い上げのお客様には全員、製造過程でできた皮革の切れ端で作った手帳用カバーを贈呈する。手帳用カバーのみの販売もWebで行う。余り物を捨てずに活かすことは「環境問題」にも役立つ。


[D] バッグク内にタグ=QRコードを設置、製造者がわかる「トレーサビリティ」
   の作成


食肉などではよく見かけるようになった産地と生産者の明記する「トレーサビリティ」を参考にしながら、ハンドバッグでも国内初の同サービスを実現する。


具体的にはTシャツではタグにあたる部分に「QRコード」をつけるが、こんな感じでバッグにも「QRコード」をつけたらいいと思う。そのコードにアクセスすると、職人・コンセプター・デザイナーなどの情報を見ることができる。野菜や食肉の「生産者の顔」のようなイメージ。


世界中どこに持ち歩いても日本製の当該ハンドバックは一目瞭然で製造した職人の顔が見える「旗」の役割。「トレーサビリティ」制度を打ち出すことで、製造者責任と安心企業イメージの両方を獲得することが出来ます。


[E] 小冊子「愛しきBagたちよ」の作成・発行


バッグのハードとは、「デザイン(色、形、見た目)」や「機能」などをさすが、PR的にはむしろバッグのソフト面(利用の仕方)に注目してルール化していく。
 
具体的には 「マナー」「キレイな持ち方・見せ方」などユーザーの視点で。「見られ方」「専門家の意見」などは他者の視点で。ブログやメルマガなどでふだんから気がついたことを原稿を書き溜めていき、後日、小冊子用にまとめていく。


利用方法としては、Web上(ユーザ登録させる)からダウンロードさせる方法と郵送用に制作した印刷物の2つで、希望者に対応していく。


予算が許されれば、その小冊子の表紙を飾るイラストを公募するプレスリリースを打ってPRに努めるのも一法。外出時の女性の分身ともいえるハンドバッグの正しい使いか、上手な使い方を印刷物というツールでコミュニケーションする。


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■