老舗として続くグランメゾン @Restaurant Hiramatsu
日本のフランス料理界を牽引してきた平松氏の総本山である
『Restaurant Hiramatsu(レストランひらまつ)』。
何度もお店の前を通ったコトはありましたが、ようやく初訪問。
オーナーシェフは日本人としてミシュランガイドで
初めての星獲得をした平松宏之氏です。
1Fのエントランスを入るとそこは画廊になっており、
待っているモノを退屈させない造りもすばらしく、
メインダイニングの3Fへと昇るアプローチが特別感を演出しており
グランメゾンへ来たという気持ちにさせてくれる。
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通常のディナーは3種類のコースとアラカルトですが、
この日はMenu Découverteに似た特別なコースです。
乾杯はちょっとひねって"ベリーニ(写真なし)"。
フレッシュな桃のピュレをシャンパンで割ったカクテルです。
Amuse-boucheは"メロンのソルベ パルメザンのチュイル添え"。
スタートからソルベ??っとちょっと不思議な感覚。
フレッシュのミントがほのかに香り、
メロンの凝縮した味わいと冷たさが暑い季節にはぴったりで
少しだけ垂らされたオリーブオイルが良く似合う。
アミューズとして出しているので、
ソルベには黒胡椒が混ぜてあるのですが、
コレが甘みを抑える刺激としてはちょっと強すぎました。。。
次の料理の前に"パン"と"バター"。
温かい状態でサーブされる全粒粉を使ったパンは、
皮はパリッと中はふんわり。。。
クセを感じないパンだったので
ソースを拭うのに大活躍しました!!
Entréeは"Foie gras au choux, sauce aux truffes
(フォアグラのキャベツ包み トリュフ風味のソース)"。
1度ポワレしたフォアグラをトリュフと一緒に
キャベツで包んで軽く蒸したというスペシャリテ。
ソースはトリュフのジュにマデラ酒や
コニャックを使った甘めのソースです。
見た目は素っ気なく見えるキャベツ包みですが、
その味わいは凄いのひと言。。。
ふわっと溶けるようなフォアグラの旨みを
柔らかく甘いキャベツが見事のキャッチ。
フォアグラのこってりとした脂分をキャベツの甘さが和らげ、
トリュフの香る甘めのソースがキャベツやフォアグラの味わいを
際立ていたのが印象的でとても美味しい1皿でした。
Poissonは"Filet de Saint-Pierre et moules marinières au safran,
julienne de concombre, tomates séchées
(的鯛のポワレ サフラン風味 ムール貝とさわやかなキュウリのサラダ
ドライトマト クルトン添え)"。
お皿にはサフランの香りが漂うソースが敷かれ、
皮目をパリッと仕上げられた的鯛とムール貝が置かれ、
上にはキュウリのサラダとドライトマトが添えられている。
まず驚くのがサフランの香りの強いソースです。
すごく濃厚なソースのはずなのに
ヴィネガーがしっかりと利いており後味が爽やかで、
的鯛やムール貝との相性もぴったりでした。
的鯛の火入れが良いのは当然ですし、
それよりもココにきゅうりを合わせる辺りがさすが。
濃厚な1皿が一気に夏にも似合う1皿になっていました。
Viandesは"Bœuf rôti, légumes aux épices, sauce vin rouge au poivre noire
(特選牛肉のロースト エピスの香りをつけた野菜
黒胡椒風味の赤ワインソース)"。
牛肉のローストにアスパラやインゲン、
ブロッコリー、カリフラワーなどのガルニチュール。
ソースは赤ワインとジュがベースになったソースです。
低温調理された牛肉の仕上がりは妖艶なピンク色で、
ナイフを入れるとスーッと切れ、
口に含めば脂分の甘さと旨みがぶわーっと溢れ出す。
しっかりとソースを付けると旨みが増すように感じました。
野菜の火入れもちょうど良く、
しっかりと食感が残っているし味も濃い。
きっといい野菜を使っているのだろう。
Dessertsは"Compote de pêches blanches entières, graniteé au Maraspuin
(桃のコンポート マラスキーノ風味のグラニテ)"。
丸々1個をコンポートした桃の周りに、
サクランボのリキュールを使ったグラニテを敷いた
見た目でもインパクトのあるデセール。
トロトロになった桃は口に入れると
あっという間に消えてうほど柔らかく、
桃の凝縮した甘さと香りを楽しめ、
マラスキーノのグラニテともぴったり。
季節限定のスペシャリテのようで、
コレを食べに来るために訪れるお客もいると言うが、
それも納得の味わいで、桃好きのツレと共に笑いが止まらない♪
今まで食べた中でも指折りの絶品デセールでした。
Mignardisesは"マカロン"、"トリュフ・チョコ"、"マシュマロ"の3種類。
どれも丁寧な仕事がしてあり、最後まで楽しめる。
最後まで抜け目がないのがグランメゾンたる所以かも(笑)
〆はいつものように"エスプレッソ・ダブル"。
はじめて訪れた『Restaurant Hiramatsu』は
クラシックな料理であるが、重過ぎず
ソースの味わいが複雑で美味しいと感じた。
また、サービスも考えていた以上にフランクで楽しいと思う。
訪れるコトは少ないと思うけど、また訪れてみたいです。
『Restaurant Hiramatsu(レストランひらまつ)』
ADD : 港区南麻布5-15-13
TEL : 03-3444-3967
OPEN : 12:00~15:30(L.O.13:30)/18:00~23:00(L.O.20:30)
CLOSE : Mon
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『Restaurant Hiramatsu(レストランひらまつ)』。
何度もお店の前を通ったコトはありましたが、ようやく初訪問。
オーナーシェフは日本人としてミシュランガイドで
初めての星獲得をした平松宏之氏です。
1Fのエントランスを入るとそこは画廊になっており、
待っているモノを退屈させない造りもすばらしく、
メインダイニングの3Fへと昇るアプローチが特別感を演出しており
グランメゾンへ来たという気持ちにさせてくれる。
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通常のディナーは3種類のコースとアラカルトですが、
この日はMenu Découverteに似た特別なコースです。
乾杯はちょっとひねって"ベリーニ(写真なし)"。
フレッシュな桃のピュレをシャンパンで割ったカクテルです。
Amuse-boucheは"メロンのソルベ パルメザンのチュイル添え"。
スタートからソルベ??っとちょっと不思議な感覚。
フレッシュのミントがほのかに香り、
メロンの凝縮した味わいと冷たさが暑い季節にはぴったりで
少しだけ垂らされたオリーブオイルが良く似合う。
アミューズとして出しているので、
ソルベには黒胡椒が混ぜてあるのですが、
コレが甘みを抑える刺激としてはちょっと強すぎました。。。
次の料理の前に"パン"と"バター"。
温かい状態でサーブされる全粒粉を使ったパンは、
皮はパリッと中はふんわり。。。
クセを感じないパンだったので
ソースを拭うのに大活躍しました!!
Entréeは"Foie gras au choux, sauce aux truffes
(フォアグラのキャベツ包み トリュフ風味のソース)"。
1度ポワレしたフォアグラをトリュフと一緒に
キャベツで包んで軽く蒸したというスペシャリテ。
ソースはトリュフのジュにマデラ酒や
コニャックを使った甘めのソースです。
見た目は素っ気なく見えるキャベツ包みですが、
その味わいは凄いのひと言。。。
ふわっと溶けるようなフォアグラの旨みを
柔らかく甘いキャベツが見事のキャッチ。
フォアグラのこってりとした脂分をキャベツの甘さが和らげ、
トリュフの香る甘めのソースがキャベツやフォアグラの味わいを
際立ていたのが印象的でとても美味しい1皿でした。
Poissonは"Filet de Saint-Pierre et moules marinières au safran,
julienne de concombre, tomates séchées
(的鯛のポワレ サフラン風味 ムール貝とさわやかなキュウリのサラダ
ドライトマト クルトン添え)"。
お皿にはサフランの香りが漂うソースが敷かれ、
皮目をパリッと仕上げられた的鯛とムール貝が置かれ、
上にはキュウリのサラダとドライトマトが添えられている。
まず驚くのがサフランの香りの強いソースです。
すごく濃厚なソースのはずなのに
ヴィネガーがしっかりと利いており後味が爽やかで、
的鯛やムール貝との相性もぴったりでした。
的鯛の火入れが良いのは当然ですし、
それよりもココにきゅうりを合わせる辺りがさすが。
濃厚な1皿が一気に夏にも似合う1皿になっていました。
Viandesは"Bœuf rôti, légumes aux épices, sauce vin rouge au poivre noire
(特選牛肉のロースト エピスの香りをつけた野菜
黒胡椒風味の赤ワインソース)"。
牛肉のローストにアスパラやインゲン、
ブロッコリー、カリフラワーなどのガルニチュール。
ソースは赤ワインとジュがベースになったソースです。
低温調理された牛肉の仕上がりは妖艶なピンク色で、
ナイフを入れるとスーッと切れ、
口に含めば脂分の甘さと旨みがぶわーっと溢れ出す。
しっかりとソースを付けると旨みが増すように感じました。
野菜の火入れもちょうど良く、
しっかりと食感が残っているし味も濃い。
きっといい野菜を使っているのだろう。
Dessertsは"Compote de pêches blanches entières, graniteé au Maraspuin
(桃のコンポート マラスキーノ風味のグラニテ)"。
丸々1個をコンポートした桃の周りに、
サクランボのリキュールを使ったグラニテを敷いた
見た目でもインパクトのあるデセール。
トロトロになった桃は口に入れると
あっという間に消えてうほど柔らかく、
桃の凝縮した甘さと香りを楽しめ、
マラスキーノのグラニテともぴったり。
季節限定のスペシャリテのようで、
コレを食べに来るために訪れるお客もいると言うが、
それも納得の味わいで、桃好きのツレと共に笑いが止まらない♪
今まで食べた中でも指折りの絶品デセールでした。
Mignardisesは"マカロン"、"トリュフ・チョコ"、"マシュマロ"の3種類。
どれも丁寧な仕事がしてあり、最後まで楽しめる。
最後まで抜け目がないのがグランメゾンたる所以かも(笑)
〆はいつものように"エスプレッソ・ダブル"。
はじめて訪れた『Restaurant Hiramatsu』は
クラシックな料理であるが、重過ぎず
ソースの味わいが複雑で美味しいと感じた。
また、サービスも考えていた以上にフランクで楽しいと思う。
訪れるコトは少ないと思うけど、また訪れてみたいです。
『Restaurant Hiramatsu(レストランひらまつ)』
ADD : 港区南麻布5-15-13
TEL : 03-3444-3967
OPEN : 12:00~15:30(L.O.13:30)/18:00~23:00(L.O.20:30)
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