1度の出会いが産んだレストラン Part.1 @reverence(レヴェランス) | Priceless-life

1度の出会いが産んだレストラン Part.1 @reverence(レヴェランス)

最近、雑誌などで見掛けて気になっていたレストラン『reverence(レヴェランス)』。
近所にあるお店なのに関わらず、OPENして半年。やっとお伺い出来ました。


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ちょうど気になっていたところに、友人からのお誘い。まさに、ボクの考えているコトが
バレてるかの如く絶妙のタイミングでお誘いいただき、初訪問です。
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オーナー兼ソムリエの亀山さん(個人的には、ダンディ坂野に似ているかと(笑))とシェフの堀さんは、
8年前に1度、パリで出逢ったコトがきっかけでコチラのお店で一緒に働くことになったそうです。
こちらをOPENする前は、亀山さんは『ピエール・ガニエール パリ本店』で働いており、
堀さんは新富町の『ラ・ブリーズ・ドゥ・ヴァレ』で働かれていたそうです。


亀山さんと堀さんの出会いは、偶然かつ必然の出会いなのかなって。ボクはそういう出会いがあると
思っているので、常に人との出会いはとても大切にしています。
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店内は、白と黒を基調としており、なんとも落ち着く空間なのですが、床に敷かれたオレンジ色の
カーペットがとても印象的でした。ディナーのコースは、¥10,000(5品)と¥13,000(8品)の2種類。
みんなの意見は一致。だって、¥13,000のコースのみで提供される3品が魅力的だったんです。


まずは、シャンパンで乾杯っ!!
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セレクトは、"Michel Gonet Brut Reserve(ミッシェルゴネ ブリュット レゼルヴ)"。
ブドウ畑では、約80のシャルドネ、20%のピノ・ノワールを栽培。白亜質を含んだ土地なので、
葡萄の木にとって最適な土地である。コートドブラン地区のにある畑は、シャルドネにとっては好条件。
現在6代目にあたるソフィー女史がシャンパンを担当するRM。彼女の手掛けるシャンパンは、
女性ならではの繊細さ・優しさ・暖かさが香り、味わいが印象的です。


シャンパンはキメ細やかなクリーミーな泡とところどころに艶のある緑がかった色が印象的。
白い花の香りやミネラル香、柑橘系の香りが、あとからバターたシェリーの香りが心地良く、
ふくよかで厚みがあり、とても美味しかったです。
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そうそう、テーブルに置いてあるローソクを入れるモノやフロアに置かれたライトスタンドなど、
インテリアの1つ1つが、とても印象的でした。

すみません。。。色々長くなってしまいましたが、料理の紹介といきますねー。


アミューズは、"冷たいトマトのガスパチョ"と"タイム風味のパイ"。
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ガスパショには、ハラペーニョが使ってあり、ピリッと感じる辛みが刺激的。トマトの濃厚な旨味に、
辛みが加わることで、よりその旨味を上手く引き立てていますっ。ボクは、カイエンヌペッパーを
使うことが多いですよ。タイムの効いたパイも美味しいです。


続いてのパンは、『ビゴの店』にお願いして作っているというその名も"レヴェランス(左)"。
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パンは、もっちりとしており、食べごたえがある。ちょっと塩気が強めかな~。
パンも美味しかったのですが、それよりも驚いたのが、バター(右)の方。北海道産の無塩バターと
聞いて、びっくり。今まで食べたコトのある国産のバターとは別モノです。
一度、常温に戻して練り加工を加えて、空気を入れて、ブルターニュ産のお塩を加えているそうです。


前菜の1品目は、"Asperge blanche de Loire cuit, Coulis de petits-pois, Buntan
(~海底の楽園~ ホワイトアスパラガスとグリーンピース 文旦)
"。
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とても綺麗な盛付けがされているので、見た目でも楽しめた1品。青海苔が使われているのですが、
とても良いアクセントになっていました。ホワイトアスパラの穂と茎の部分は、
カットの方法が違うので、食感の違いが楽しめますっ。グリーンピースの甘みを感じるソースと
文旦の爽やかな酸味がとてもいい感じにマリアージュ。


前菜(?)の2品目は、”Poisson de jour par Tsukiji, Hommage a trios ouvriers
(築地市場の鮮魚 二人の農家さんと美しきマイスターへの ~オマージュ~)

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本日の鮮魚は、オコゼ。皮目がパリッと水分がしっかり保たれたオコゼは、
とても美味しかったです。右下に見えるサイコロ状のモノは吉浜芋という絶滅種に近い珍しい芋。
フレンチではあまり見かけたことのないキンシンサイや八重山のビバーチなどが使われていたのも
印象的でした。


オコゼと一緒にブラインドで出されたこちらのスープ。何を使ってると思いますか??
みんなの答えは、一致したのですが、全然外れていました。。。
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なんと"もやし"なんですよ!! 確かに言われると後味からもやしの味わいを感じるコトが出来たような
気がしました。ほんのり生姜も使われており、中華っぽい味わいでした。
うーん、やっぱり料理は奥が深い。


この辺で、白ワインをボトルでオーダー。亀山さんからブラインドでどうぞっっと。
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シャルドネで、フランスのワインではないというところまでは、分かったのですが・・・。
結局、答えは分かりませんでした。。。答えは、オーストラリアのシャルドネでした。


ワインは、" Estate Chardonnay 2000 Paringa Estate"。
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香り、味わい共に芳醇で、樽醗酵からくるクリーミーさやカシューナッツのような香りは、
ピーチ、パッションフルーツ、トロピカルフルーツなどの豊かな果実味と融合して、
非常にエレガントな仕上がり。 バランスのとれた味わいで、キャラメルやバタースコッチなどの
ような風味の余韻がとても楽しめました♪


まだまだ、料理は続くのですが、いったんこの辺で。続きも楽しみにしていてくださいな。


reverence(レヴェランス)
港区南麻布4-12-4 プラチナコート広尾1F
TEL:03-5475-3290
OPEN : Lunch 12:00~13:30(LO)、Dinner:18:00~21:30(LO)
CLOSE:TUE


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レヴェランス (フレンチ / 広尾、白金高輪)
★★★☆☆ 3.5