先日かなり簡単に書いたのですが、
ご質問も頂いたのでゴム行ってみますメモ

基本的にゴムは買い方針で見ている
のですが、国内商品の中では比較的
ファンダメンタルズテクニカル共に
しっかりしていると個人的には見ています。

まず、ファンダメンタルズ的には
産地要因が上げられると思います。

ご存知のようにゴムの産地は
東南アジアタイ、インドネシア、マレーシア
で世界のおよそ7割のシェアを占めて
いますので、この3国の生産動向が
大きく影響する訳なんですが・・・

ニュース等でもご存知かと思うのですが
現在、この東南アジアでは強烈な
干ばつに襲われているのです。
これにより、メコン河の水位は、
50年ぶりの低水準になっており、
その被害総額は4000億円にも及ぶと
見られています。

産地の気候も現在はウィタリングと
いう樹液の出が悪くなるという、
いわば”減産期”に入っているため、
タイではすでに生産見通しが下方修正
されるなど、例年ゴムが6月に高値を
迎える傾向があるため、需給逼迫感が
広がりはじめています。

つまり、こういった産地要因だけを見ても
目先の306円辺りの高値は6月までには
超えてくると個人的には見ているのですがメガネ

テクニカル的にも、強いと見てまして・・・
先日の記事→雲の上のゴム
こちらのチャートでも分かりますように、
ゴムは昨年の夏以降、一目均衡表の雲を
一度も割れていない商品なんです。

また、目先は基準線の切り上がりが
3月納会日にかけて290.3円まで伸びる。
現在、東京ゴムは、逆サヤ解消の動きが
ジリジリと広がっており、この後、強烈な
円高などの外部環境の変化が無い限り
堅調地合いを維持すると見ています。

それでも、
その前に2月24日の303.4円からの
ダウントレンドが目先の抵抗線になると
考えられるため、これをしっかり抜ける
必要があると思いますけどね・・・アハハ

ま、いずれにせよ、ゴムに関しては、
夏場にかけて”強気変わらず”と見ています。

商品先物ブログ

by ジョージ地球

※個人の相場観です。売買は必ず御自身 の判断で行ってください