「言葉の髭」と「写真の髭」 | 単焦点フォトグラファー
単焦点フォトグラファー
Taken with ASAHI PENTAX K2 DMD + smc PENTAX 50mm/F1.2 on NEOPAN SS

社会人として報告や商談で、
  「一応、●●●●します。」
  「とりあえず、●●●●します。」
  「●●●●したいと思います。」
   などなど…
言葉尻とはいえ、
一応・とりあえずレベルで出来る仕事など、しなくていい。
ましてや、「●●●●したいと思います。」など、やるのか
やらないのか、どっちなんだ?
後で、言い訳できるように最初から「予防線」を張っているのか?

こういった、『言い切る』ことを避ける言葉を、
あっきー は「言葉の髭」と呼んでいる。
仕事上で「言葉の髭」が気になる人とは、仕事の話しをしたくないし、信用もしない。
時間と労力の無駄である。

写真にも同じことが言えるんじゃないかと、最近思う。

「とりあえず、撮って帰ろう」、「一応、撮っとく?」などの発想で
写真が撮れるはずが無い。デジタル化して、『無駄打ち』が可能にした負の産物だと思う。
漫然とシャッターを押しても画像は撮れる。
その行動は、自分が納得できるものだろうか?

挑戦して失敗することは、多々あるが、
挑戦もしなかった写真に価値は無いだろう。

「写真の髭」なんてモノは、無い方がいい。
撮るのも写真家だが、撮らないのも写真家だと思う。