パープルフリンジ問題って、気になりますか? | 単焦点フォトグラファー
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Taken with FUJIFILM GF670W Professional + EBC FUJINON 55/4.5 on FUJIFILM Provia 400X

パープルフリンジ は、輝度差が激しいシチュエーションによく現れます。
デジタルカメラの撮像素子に光が大量に入り、隣接するセンサーに電流が溢れる事によって発生します。
(本当のところは、ちょっと違うけど、だいたいこんな感じ)
見た目に綺麗ではないですね。出来れば、避けて通りたいものです。
大きくプリントすれば、イヤでも目に付きます。

これってデジタルカメラ特有の現象です。宿命です。
どんなに最新鋭で超高額なカメラでも、現段階で例外は絶対ありません。
(RAWで撮って現像処理を丁寧にすると目立たなくなるそうです。)
  ↑ 面倒なので、私はパス…

ところが、

フィルムに、この現象は発生しません。
局部的な露光過多によって隣合う粒子が… なんてことはありません。
「フィルムでもパープルフリンジ、出たよ」って言う方も、いらっしゃるかもしれませんが
それはフィルムの露光過多ではなく、レンズの色収差で発生していると思われます。

逆光で「綺麗に撮りたい」と思うなら、最新式を購入するよりも
フィルムで「ハレ切り」をキッチリ行なってください。
(コンパクトフィルムカメラでも真価を発揮できますので、一眼である必要はありません。)
リバーサルフィルムなら、「なおよし」です。
出来れば露出を変えながら、撮影しましょう。

数十万円するフルサイズデジタルでは不可能な「一枚」が、
あなたを待っています。


ちなみに あっきー は、RAWで撮った事がありません。
「ここぞ!!」と思うときは、RAWではなくフィルムで撮ります。
でも、今年はRAW現像を挑戦します。食わず嫌いはいけませんね。
ペタしてね