私は起業したころ、営業が下手で
まったく成約できませんでした。

「このままでは会社は立ち行かなくなる」
そう感じた私は、ダメ元で学生数名に
「名刺を作るから、営業してみる?」
と頼んでみました。

あてにしていなかった、社会経験の
ほとんどない学生がポンポンと成約してくる。

社長の私よりも結果を出す学生を見ていると
「私は才能がないかも」と落ち込みました。

でも「私は営業が苦手な経営者でいいや。
自分の苦手な部分は他者に任せて
自分の得意な部分だけに集中しよう」そう決めました。

経営者だから、リーダーだから、上司だから
誰よりも仕事ができないとダメということはない。

経営者だって、リーダーだって不得手なパートは
それを得意とする部下に任せて、自分の得手の
部分だけに集中すればいい。

私はもう10年以上も営業をしていませんが
会社はその間に、何百倍にも成長しました。

各々の個性にフォーカスすることで
最高の組織が作れると考えています。