ベンチャー企業の強みは何と言っても
新しい事業を持っているということです。
従って、何もかもが不明確でまとまりを持っていません。
そして毎日が試行錯誤の連続の中で少しずつ
形が出来上がってきます。
よって新事業が一つの形を持ったものに
なるには相当の時間がかかります。
一般的に、商品やサービスが売れれば
会社が大きくなると考えられて
いますがそれは絶対にありません。
いくら優れた商品・サービスがあっても
多くの仕組みや知識がなければ
立ち上がっても数年で消えてしまうことになります。
それを、理解しないで起業する人たちがたくさんいます。
「優れた商材だから絶対に売れる!」と
信じてスタートするのですが、商材が売れても
組織が成長しないジレンマに陥ります。
私たちも、ベンチャー企業としてスタートして
10年以上が経ちますが、やっとそのことに
気づかされました。
それに気づくのに10年以上の月日が必要でした。