とある場所に行く時に、よく目にする老婦人
想像するに御年90前後かと。
髪は茶色に染めポニーテールにリボン
白いレースのパラソル
お姫様のようなフリルのミニドレス
そしてヒールが8センチはあるサンダル
その出で立ちに、つい目を奪われる
ファッションは人それぞれだが、この人のこれは何だろうと
首をかしげていた。
別の機会に、その理由を知った。
若さを謳歌する青春時代、戦争まっただ中で
おしゃれを楽しむどころではなかった。
それを今取り戻すがごとく、思い切り楽しんでいるのだと。
その姿に一瞬でも違和感を抱いた自分を恥じた。
他にも80を過ぎても毎年世界旅行に出かけたり、現役で働いたり、
大会に出るほどスポーツに打ち込んだりなど元気な方がたくさん。
この方々のおかげで今がある。敬服。
どうぞどうぞ、存分に今を楽しんでいただきたい。
この方々の過ごされた時間、「今」という時間への感覚
それを思うと、より私たちは「今」を大切に生きるように
努めなければ...と。
「今を大切に」
大村より