遠い夏のある日のこと。
白いスカートで颯爽と(のつもり)駅の階段をあがる私。
ふと視線を上げた時、目の前の異常に気づく。
前を行く女性のスカートのファスナーがあいている!!
ためらいもあったが勇気を出して「すみません、開いてますよ!」と。
心の中は良いことして、ちょっといい気分。
しかし間髪入れず後ろからおじさんの声。
「あんたのも開いてるよ!」
人のふり見て我がふりなおせ。
人のお世話をする前に
自分のことをちゃんとしましょう。(幼稚園の教え)
恥ずかしさいっぱいの光景とともに私の胸に刻まれた言葉です。
大村より