TEAM空想笑年第七回公演「VAMPIRE」
無事終演いたしました。
御来場頂きました皆様、
スタッフの皆様、
キャストの皆様、
ありがとうございました。
あのですね、女性陣、みんな綺麗でかわいい方たちばかりで、私はあまり見た目に自信がないものですから、少し不安だったのです。
アクション稽古の時、つい武石さんにその不安を口にしちゃいまして。そしたら「俺が思うかわいい子を集めたんだよ」と言ってくださって。その言葉を胸に、精一杯頑張りました。
そして30人近い出演者の中で、唯一殺陣もダンスもなかったので、日々頑張っている皆様の足を引っ張るわけにもいかないと、自分の出来ることをミスなく、毎回変わらぬクオリティを維持することを私なりの目標にしておりました。
長所にはまっている、とか、
長所をわかっている、などと評価して頂けていて、
嬉しくもあり恥ずかしくもありますが、Twitterに書いたように私自身は長所と思っていないのですね。
だって私以外の人にだって出来るようなことだから。
でも、私が「これは出来る」と思ってやっていることを、私以外の人が見て「出来ている」と思って頂けているのはとても嬉しいことだなあと思うのです。
そんな暗い(?)話はさておき、楽しい話をいたしましょう。
あ、久々のブログで文体が少し不安定な自覚はあります。
ばしこが文字通り飛び上がって喜んでくれて、そして大切に使ってくれて、とっても嬉しかったです。
以前のMONKEY MAJIKで衣装を作らせて頂いた時もですが、アクションが多い作品ですし、手作りのものが壊れるのはしょうがないのですよ。
でもそれを出来るだけ丁寧に大切に扱って貰えてると言うことが、作り手としてどれだけ嬉しいことか。
ばしこに喜んでもらえて、作ってよかったなあと思いました。
もう書ききれないくらいに、衣装さん美術さんメイクさん音響さん照明さん制作さんほかにもほんとにたくさんのたくさんのたくさんの人と一緒に作り上げた舞台です。
それは観に来て下さった皆様も含めてです。
舞台は、それに出ている人間は、その舞台を観ることが出来ないんですよ。
リアルタイムで、劇場で、映像にはない音や光、表情や、圧、臨場感、迫力、それを受け取るのが醍醐味だと思うのです。
でもそれは、出演者は観ることが叶わない。
だからお客様が必要で、お客様と作り上げるものなのです。
観に来てくださって本当にありがとうございました。
観に来られなかったけど、応援して下さった方ももちろん感謝しております。
お稽古中の「がんばってね」の言葉にどれだけ救われたか。
悩んでいることを表に出すのが苦手なのですが、すごく悩みました。悩んでいました。
たくさんの出演者の中でセルを埋もれさせてはいけない。
でも目立ちすぎるのも良くないのです。
セルと言うキャラクター、セルの立ち位置はそういうものではないから。
だからといって抑えるのも違う。
すごく難しくて難しくて。
でも終わった時にちゃんと心から楽しかったなー!!って思えたので、きっとよかったのです。
打ち上げでは、ほぼ人生初めて、酔いました。
フワフワして、みんなとお話するのが楽しくて、みんなといられるのが楽しくて、ずーっと笑ってました。
楽しかったしか言ってないけど、ほんとに楽しかったんだー!!
でも、
いつもはまたやりたい!もっとやりたい!って感じだけど、今回はもうしばらくいいかな。
だって、辛すぎるから。
最後のシーン。
袖から出る前に見えるのはディラとフィーネのシーンです。
目の前で2人が串刺しになるの。それを見ているアランを横目に照明の下に出ていくのが辛かった。
段の上では、目線はスコードさんとアーデル王を見ているんですが、目の端にイヴちゃんが入るのです。
崖から上がってきて死体の山を見ているイヴちゃんが。
それが、本当に苦しかった。
私はセルなのに、どうしても辛い気持ちが湧き上がってしまって、そのこと自体も辛かった。最後までセルでいたかった。
ダメですね、私。
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そして、
もう次の舞台の稽古がはじまっております。
『英雄学園〜Unordinary Everyday〜』
去年出演させて頂きました英雄学園の続編(?)です!!
再びマリアをさせて頂けます!嬉しいです。
先日の稽古、半年と少しの夏休みの後の新学期って感じで、わいわい楽しくスタートしました。
VAMPIREでも一緒だった、けんじさんやあすかさん、あきらさん、かほちゃんにれなさんも一緒です。
れなさんは去年バクステから私ずっと一緒です!嬉しいです。
そしてなんと事務所の後輩の関ちゃんも一緒です。
お久しぶりな皆様も、はじめましてな皆様も、
早くみんな揃ってお稽古したいです。
予定明けて待っててね。
なお