文章が「書けない」人が、たぶん知らないその理由。

ちゃんと受け取る＆ちゃんと伝える入門ワークショップのとき。


ワークショップ終わって、
ご感想を一言ずつ書いてくださいね～
と、用紙をお渡ししたら。


なんだか・・・

みんな急に固まってしまって。



ほよよ？？　
なに？　どうしたの？
いま何がいったい起きてるの・・・？？？
まさかイチゴの食べ過ぎでお腹壊した・・？


と、お伺いしましたら。


「感想って・・・苦手で」
「何を書いたらいいかわからない・・・」



・・・・え。

「何を」って、あの。

ただ単に、ごくフツーに
思ったこと書いていただければいいですよ？


（さらに固まる気配）


・・・あ。
あの、えっと。

もし、つまらなかったのだったら、
「つまんなかった」で大丈夫です・・・



「いや、すごく面白かったんですけど・・・」
「何をどう書いたらいいか・・・」



あああーーーーーーーー！！！！
そゆこと？！

「どう書いたらいいか、わからない。」

ですね？


そしたら、話は単純で。

感想のコメントを書くのなら
手順があります。

いまお願いしてる感想コメントだったら
３ステップですね。


と。

ほんの一言、手順をお伝えしたら、
いきなりホッとした顔になって
やにわにザクザク書き出す、みなさまの図・・・・・

そいで。


ものの２、３分で
書いていただいたコメントが
こんな感じ。

     

  

苦手どころか、どの方も、けっこういっぱい
書いてくださってるじゃありませんかー

てなことで。

大事なことだから、
もう一度、繰り返しますが。


文章というのは、手順で書きます。



・・・・そういや、
「読書感想文」の作り方を、
以前ブログにUPしたことあったような。

　　　 これですね


あのときも、

「感想文に作り方があるなんて知らなかった！」
「書いてある通りにやったら、書けました！」

と、たくさんお便りいただいて、ビックリしたんですが。


えーともとい。


文章というのは、手順で書きます。（←３度目）



たまに勘違いしてる人がいますが、

「何かが降りてくる」とか
そういう呪術的なパワーとは、
基本的に関係なくて。

手順を外して、
アタマにいくら力を入れても、
突発的に神頼みしても、
書けるものではありません。


文章を書くという技能は、
手順に支えられた
再現性のある科学的な方法論なんですわ。

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