個人セッションをご利用くださった方から、こんなレポートをいただきました。
すごく大事なこと書いてくださってるので、シェアさせていただきますね。



今月、Aikoさんのセッションを受けて、考え方が変わったなって思う。


小学校の時に、不自由さを感じたことをAikoさんに話した時に、
なんて言ってもらったかは覚えてないけど、
道を示してもらったなって感覚が残っている。

ダメなことは、ダメなんだよってちゃんと教えてもらった。


私の母親は、昔から、しつけというものをしない人だった。

何が良くて、何が悪いのか教えてもらえてなかった。

悪いことをしたって思っても叱られなかったり、悪くないのに怒られたり、
私は混乱していたのだと思う。

母が怒った時、母の基準では私が悪かったのかもしれない。
でも、私には伝わってこなかった。理不尽だなって思ってた。

今回、Aikoさんにちゃんと叱ってもらって、少し落ち着いた。


悪いことだって分かったから、次は同じことはしないし、
悪いことをした自分を正当化しない。人のせいにもしない。

当たり前のことだけど、今までの私には足りなかったことだなって思う。
誰かのせいにしてばかりだった。


変な話かもしれないけど、私、叱られたかったんだな。ちゃんとね。
怒りをぶつけられるとかではなくて、理由があって、
あなたのためを思って、叱っているのよ。って、
そういうことをしてもらいたかったんだって思う。

そう、あなたのためを思って。。。って書いて気がついた。

私、母から愛されてるって感覚がすごく薄いんだ。
思われている。考えてもらっているって感覚がなくて、不安がある。


母なりの愛情があったのだと、今は理解できるけど、
子供のころは不安だったな。

そして、その不安をずっと抱えて、必死だったんだな。
もっと私を見て。愛してって。


今まで、周りに気を使っていたり、
自分の価値を無いものとして扱ったり、
色々とやらなくてもいい事をしてきたなって思う。

でも、それは私の愛の表現だった。
拙かったかもしれないけど、そう表現するしかなかった。

だから、そんな自分をちゃんと大切にしようと思う。
もうそんな風にしなくていいよ。
これからは、どうしていくかは一緒に考えていこうって。


なんか、大人になったなって思う。
もう40歳を過ぎて、お恥ずかしいんですけどね(笑)



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子どもは褒めて育てましょう、って言います。
わたしも、それはすごく大事なことだと思っています。

子どもが何かしたとき、その中のダメなところを探して、指摘して
減点方式で満点を目指すのじゃなく

いいところ、頑張ったところを見て、認めて、
すごいね、力があるね、頑張ってるね、と褒める。

そうすることで、子どもの自信は育まれます。


でも、その一方で

これはダメ、っていうことは
しっかり教えてあげる。

知らないでやったときは、
こういう理由があるから、
やっちゃダメなんだよ、と叱る。

これもね・・・実は
子どもの自信を育むことに繋がるんです。


東大に進学する子をたくさん育ててる、
ある、幼児~小学生向けの塾の塾長先生とお仕事したとき
その先生は、
「規範を示す」
という言葉で、このことを言われていました。

東大に進む子と、そうじゃない子の、何が一番違うかと言うと
その子に「自信」があるかどうか。

「自分は、やればできるんだ」という感覚を
特に何の理由もないけれど、もっていて
「やるべきことを、ちゃんとこなせる自分」
という自己存在に対する、信頼があること。

そのためには、お母さんは、
ニコニコ母さんであった方がいい。
あれこれ先回りして心配するのじゃなく
「あなたなら大丈夫」「きっとできる」
と、子どもを全面信頼するお母さん。

んで

それを背面から支えるのが
「いいこと」「悪いこと」の、ブレない基準を
しっかり示されて育ってること。・・つまり、規範があること。



「子どもは規範を求めてるんですよ」
と、先生は言われていました。
「規範がわかると、安心なんです」

確かに、何をやったらいけないかがわかれば、
その他のことには、安心して、なんでも挑戦できますね。

挑戦しても、冒険しても、
お母さんの愛を失ったりしない
世の中で居場所がなくなったりしない
と、わかっていれば、


逆に、


規範がわからないと・・・大変です。

お母さんのご機嫌次第で、昨日まで「いいこと」だったのが
今日は「悪いこと」になってるかもしれない。

お母さんに都合が良ければニコニコされて
お母さんに都合が悪かったら怒られる。

一瞬前までニコニコしてても
いつ何時、怒鳴られるかわからない。

これだと、子どもの視線はいつもお母さんの顔色に向けられて
自分が何をしたいか、今どんな気持ちなのか、なんてこと、
考える余裕すらもてないかもしれません。



なんかね

「子どもは褒めて育てましょう」って言うと

(え、じゃあ、しつけはどうやればいいの?)

ってなっちゃう人が、割といるみたいなんですけどね。


でも、叱るのは、褒めるのと同じくらい、
大事なんだと思います。

人の顔色や気分に振り回されてフラフラする態度ではなく
これさえわかってれば大丈夫っていう、
いつでもブレない規範を示すことは、ね。


たとえば今はうんと小さくて、わけがわかんなくても
(または、反抗期まっさかりの超メンドクサイ思春期kidsであっても!笑

「叱る」っていうのは、
いつか手を離れて、一人で世の中に飛び立って行く
大切な子どもに、親がやってあげられる
重要な役目のひとつなんじゃないかなと。

わたしは、そんな風に考えています。




どなたかの、ご参考になれば (*'∀`*)v




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