「皆が言ってる」 | レースドール @ アトリエ・プレシューズ

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レースドール教室を主宰する西尾貴未のブログ




「皆が言ってる」


この言葉、、、私、ちょっと抵抗があるんですよ。

言われれば言われるほど、中身に疑問を感じちゃう

のは私だけでしょうか?

絶対数が賛同する意見を正しいとする考えは

間違っていないかもしれない。

でも、全てには当てはまらないと思う。

たしかに自分と同じ考えをもつ人が多いということは

それだけで心強くはあるものです。

しか~し、

そもそも本音ではその「皆」まったく「そう思ってない」

かもしれないのに?

面倒くさいから、その場だけ話を合わしてるだけ

だったら?

どうするんだろうか?

そんなに信用できますか、その「皆」って。

その「皆」がどこかで別の本音を吐露してるなんてことは

よくある話(冷笑)

民主主義的というか、皆主義的なひとたちは

このフレーズを神のキメ台詞のように使いますが、

実際のところ、

自分が正しいなら他人を引合いに出す必要はない。

どんな意見であれ、

自分が正しいと思うことを主張する。

それがもっとも大切なことではないかしら?

そういうの連発する人は自分の主張を前面にだすことが

苦手か自信のなさの裏返し、、、に、見えちゃいます。

物事を俯瞰で捉えようとしたり、

周りに流されず自分の意見を持っている人にしてみれば

この台詞は何の説得力もないことなんですよね。

「皆が言ってる」

結果的には1人しか言っていなかった事が

正しいという事は普通にたくさんあるじゃないですか!