天の父に仕える資格
天の父に仕える資格というものがあるでしょうか?
「そんなものはありません!」とお答えになるのではないでしょうか?
イエス様を自分の救い主と信じたら、OKではないでしょうか?
アメリカ、テキサス州のある男性が、妻と4人の子どもを捨て、
カリフォルニアに行って、30年間自分の好きなように生き、一文無しで
死にました。
彼は自分の遺体を故郷のテキサスに埋葬してくれるように遺言を残しました。
3人の子どもたちはそれを聞いて、「彼と私たちとどんな関係があるのか!
彼のために私たちと母がどれほど苦労したと思っているのか。」と憤りました。
しかし、深い信仰を持っていた長男は、自分のトラクターを抵当にし、借金して
父の死体を引き取りに行きました。
葬式を終えた後、彼は弟たちに向かって、「聖書に、あなたの父と母を敬えと
書いてあることを実行しただけだ。」と言ったそうです。
私たちの多くはその人の行いを基準として、自分の行動を決めがちです。
しかし、子供が成長して、年老いた親を養うことは子どもとしての義務なのです。
なぜなら、父なる神は十戒の5番目に、「あなたの父と母を敬え。あなたの神、
【主】が与えようとしているその土地で、あなたの日々が長く続くように
するためである。」(出エジプト20:12)と命じておられるからです。
なぜなら、肉の父、母を敬えないような者に、天の父なる神様に仕えることは
出来ないからです。
私たちの行動の基準は自分の思いや感情にあるのではなく、聖書を通しての
みことばにあるのです。
みことばに背くものではなく、みことばに従う者こそが天の父に仕えることが
できるのです!
「まことに、あなたがたに言います。
天地が消え去るまで、律法の一点一画も決して消え去ることはありません。
すべてが実現します。
19 ですから、これらの戒めの最も小さいものを一つでも破り、また破るように
人々に教える者は、天の御国で最も小さい者と呼ばれます。
しかし、それを行い、また行うように教える者は天の御国で偉大な者と
呼ばれます。」(マタイ5:18)
「自分の父や母をののしる者、そのともしびは、
闇が近づくと消える。」(箴言20:20)
「子どもたちよ。
主にあって自分の両親に従いなさい。
これは正しいことなのです。
2 『あなたの父と母を敬え。』
これは約束を伴う第一の戒めです。
3 『そうすれば、あなたは幸せになり、その土地であなたの日々は
長く続く』という約束です。」(エペソ6:1~3)
「愛には恐れがありません。
全き愛は恐れを締め出します。
恐れには罰が伴い、恐れる者は、愛において全きものとなっていないのです。
19 私たちは愛しています。
神がまず私たちを愛してくださったからです。」(第一ヨハネ4:18~19)
(参考/趙 鏞基「日ごとの糧(下)」)
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