新歌舞伎座 新開場記念 早乙女太一 特別公演
難波にあった古い新歌舞伎座は取り壊し前?
2007年の娘。10年記念隊で訪れた時、難波に
あった新歌舞伎座は、2駅離れた「上本町」に
移転しました。
場所が変わったとはいえ、新歌舞伎座に
再び入場できるとは思ってもいませんでした。
花道、座席の配列は変わって無かったと思います。
因みに、「新」が付かない歌舞伎座は東京にあり
現在改装中です。こちらはまさに歌舞伎の殿堂です。
4公演観た感想です。
座席は、こんな感じです。
2/11昼 3階1列正面 3,000円
2/11夜 1階2列中央
2/12昼 2階2列中央 6,000円
2/12夜 1階2列上手
3階席中央は花道のせり上の人物が見えなかった。
2階席2列目中央(1列目は特別席12,000円)は、
花道のせり上の人物が見えた。ここが3,000円の差かな?
1階1列31番から後方がなちヲタ席の様です。
結構固まっていました。
ストーリーは、パンフレットを事前に確認する必要有り。
階数を重ねて気がつく事も有ります。
原作を読んでいれば尚良いかもしれません。
※パンフレット1,500円
舞台の構成は休憩30分を挟んで2部構成です。
1部 鼓笛の彼方 85分
2部 残雪の華 55分
※2部の開演は7~8分遅れる場合が多い。
それでは本編、
ぎりぎりのネタバレ無しの予定
物語のキーパーソンは、
フライヤーに描かれた5人以外にも重要人物がいます。
この人との繋がりを理解できれば更に感動的な
シーンになると思います。
この舞台のテーマは、「思いやりの心」でしょう?
世の中の事全てに対しても当てはまる気がします。
怪我をした狐をいたわる心
幽閉され一人で寂しく過ごす事を憂う心
・・・
娘を思う母の心
まだまだありそうです。
こんな気持ちを持つ事がとても大切な事です。
そして、物語の終わりがハッピーエンドで終わる事も
自分にとって感動を助長する要因です。
そうそう、終盤父親との別れのシーンから次へ
展開する場面も良いですね。
父親・・・誰のもちろん小夜のです。
それと、母の思いを「大朗」が気がつく場面。
ここの繰り返し観て理解できました。
観た人でなければ解らない表現です。
大朗役の田川陽介さん懐かしい名前でした。
昔、NHKの公録を観に行った事を思い出しました。
ちょっとおでこが後退していました。
1部の時間が85分丁度良い時間でした。
パンフレットに書かれていたとおり、原作を舞台化する
事は難しかった様です。
2部 残雪の華 編へつづく