こんばんは。

トレイルランナーズ大阪の安藤大です。



日本百名山を踏破された方の正確な数を知りませんが百人といないのではと思います。時間にお金、体力の3つが必要とされることですからね。何十年とかけ50代、60代で達成される方が多いのではないかと思います。

{1481474E-4A1B-4371-8EE2-24C1AFC21854}

そのお1人がトレイルラン講習会へ学びに来て下さいました。登山歴は6年。3年2ヶ月で8割は単独行で日本百名山を踏破。ボルダリングからアルパインクライミング、沢登りまで楽しまれているそうです。


そのようなベテラン登山者の方がなぜトレイルランを学びに来られたのでしょうか?


参加理由を聞いたところ「ランニングに関しては素人。だから専門家に習いに来ました」やっぱり成長者は素直で貪欲ですね。参加感想は「登山とトレイルランでは身体の使い方がまったく違いますね!ためになりました」と感心されていました。登山者が苦手とする下りも1日でコツを掴まれ、また参加されると思います。



高槻の講習会も5年。



考え方も変わってきました。あるスポーツの一つの動作を身につけるのに「日ごろこんなトレーニングをしなければなりませ」というものがあるとします。それを行えば確かに上達するのかもしれませんし、正しいのかもしれません。しかし、現代人の多くは忙しい、山へ行く時間もない、それがわかって「日ごろはランニング練習がメインなのだからランニングの動きで対処しましょうね」という教え方に年を経て変わってきましたね。



これが効果てきめん!今の参加者の上達のスピードが上がってきました。ラン歴1年でトレイルレースに入賞される方もここ数年続出してきました。



イベントを始めた2012年の頃はどちらかと言えば「山から学ぼう(山に鍛えてもらおう)」という考えであえて講習会をしていませんでした。山を走るだけで体力アップになる、と。この時代に参加していた方にはあまり何も教えていないので申し訳なく思います。



2013年、2014年は関西でのトレイルランレースも少しづつ増えレース出場を目標とする人も増えてきたことから「ケガやトラブル少なくレースを完走できるよう」と考え方をあらためて講習会を行うようになりました。



当時はトレイル上で「ダンスを踊るように」とステップやジャンプを多用する教え方でしたね。宙に浮いている時間が長ければ長いほど「地面の衝撃や障害物を避けることができる」という考え方からです。


年を経てこの考えも変わりました。ジャンプをすると動きが一定方向になってしまい、宙では方向転換や障害物をとっさに避けることができません。ジャンプは控えるようにした方が、すぐの方向転換や障害物を素早く避けることができます。サッカーやフットサルなどをされていた方には理解しやすい話だと思います。



イベントに3年、4年と継続で学ばれている方は新旧両方考え方が身につき、ここ一年内に参加されている方は昔と同じ内容を話しているにしても伝え方がバージョンアップしているので結果に繋がるまでの時間も短縮されてきていますね。



トレイルランに限らず、スポーツの分野ではトレーニングの理論や方法が新しくなります。情報をアップデートせずに「学んだ」「知っている」で済ませてしまえば浦島太郎状態に成長が鈍化してしまうでしょう。研究や献身を怠れば僕自身にも起こりうることですね。常に謙虚に研磨を怠らず、日々邁進していきたいものです。


その点、大阪城公園の練習会では最新の情報をみんなにお伝えしているつもりですから、最新の結果を出してもらいたいですね(笑)


【STEP1】無料メール講座で学ぶ

国内唯一の定期刊行トレイルラン情報の無料メルマガです。2012年発刊以来、多くのランナーに愛読されています。トレイルランシューズやザックの選び方から走り方まで。
はじめてのトレイルラン講座メルマガ(週1回程度)

【STEP2】ご都合の良い日の練習会やトレイルランツアーに参加する

関西近郊でほぼ毎週末にトレイルランなどのアウトドアイベントを開催!多くの方がお一人様です。安心してご参加ください。木曜日の19:30から大阪城公園で走り方の練習会も開催しています。
「スポーツエントリー」からエントリー
「イー・モシコム」からエントリー
公式サイトから直接エントリー

一度、ランニングフォームを見てほしい

「ランニング中に肩こりを感じる」「長時間走ると足首の前の部分が痛くなる」「いつもレース後半で膝が痛くなり、ペースダウンする」「上半身と下半身が連動していない」
完全予約制・個別指導のコーチング『カイゼン』